デジタル通信のD-Star

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小生もパケット通信は20年間も続けていましたが、相手方(利用者)がいなくなったため、昨年秋に休止してしまいました。 このため、次の通信は何をやってみようかと検討をしておりました。
VoIP回線(インターネット)を使う通信には、2〜3年前からD−Star通信があるのを知っていましたが、まだユーザーは少ないのではと考えておりました。そしてさらに、エコーリンク、WiRESなどの方式が行われているのを今年になってから知りました。 どの通信方式がいいかなと検討しましたが、エコーリンクやWiRESはインターフェースを介すことにより現行のFM機が利用出来きる長所はあるのですが、どうせならすべてがデジタルの「D−Star」方式にと決めたのです。すべてがデジタルですから、パケットと同じようにコールサインが自動的に送信されるのがいいですね。

システムの概要
この図はアイコム社のHPからのリンクです。

端末機の準備
id1
・購入機器:アイコム社の販売する端末トランシーバ(小生は1200MのID−1とした)
 ちょっと高価だったが、PCが直に接続出来るし、なんと言っても空いている1200Mを活用したいのだ。

・開設準備:アマチュア局免許の変更申請(ID-1の増設と電波形式の変更)とJARLへの機器登録でIPアドレスの取得をします。
 また、接続するWindouwsPCを用意します。

設置
id-1
ID−1はセパレート型なので、最初は固定では使いにくいかなあとも考えたのですが、使い方によってはいいかも知れません。小生は本体とスピーカーは棚の上に、リモコン部は机の上に置くことにした。
アンテナは今までパケット通信に使っていた430Mと共用の高さ13mのGPを使います。
PCは家の中移動用のWin98のノート型(ADSLで無線LAN使用中)を接続して使うことにします。

PCの設定
D−Star
PCにID−1の付属ソフトを使ってUSBドライバとコントロールソフトをインストールすると右のような画面でID−1のすべての操作がPCからコントロール出来ます。 これはリモコンのパネルで操作するよりもやりやすく(特に文字入力)、またそれ以外の操作も出来るようになります。

PCの画面
D−Star
PCの画面があれば、リモコン部は無くても良さそうです。
設定画面もわかりやすく、相手局のコールサインやメッセージも表示出来るのです。

レピータ

現在、埼玉県内にはレピータ局は無いが、西東京市のスカイタワーのJP1YIWが利用可能である。 これでFMのレピータと同様な使い方も出来るし、設定により日本全国のD−Star局と交信が出来る。

関連情報
D-Starの関連ページです。
D-Star案内(JARL)・・・JARLによるD-Starのプロジェクト・ガイドライン・運用規約等が記載されています。
アイコム(株)・・・メーカーによる機器の紹介です。D-Starレピータ局一覧表もあります。
D-Starログイン・・・D-Starを始めるにはここに使用機器データを登録します。(既登録局一覧が載っています)
ID-1使用レポート・・・D-Starの開設から運用までのレポートを詳しく紹介しています。
D-Star2エリア・・・D-Star最新情報・ロールコール情報などが見られます。
スカイタワー西東京・・・JP1YIWの設置場所
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