甲州街道を行く・７ 鶴川宿へ 上野原宿から先は前にも歩いているので、ここからは２回目のウオーキングとなります。 上野原駅からバスで上野原宿を抜け、鶴川宿入口バス停で下車します。この付近、前回４年前に歩いたときはこのバス通りをそのまま行ってしまいましたが、今日は出来るだけ旧道を探して歩くことにします。 バス停の交差点の歩道橋を渡って国道の南側に出て、この三叉路からスタートします。時刻は丁度９時です。 右下に国道を見ながら下り坂を行くと、前方に中央道が見えてきます。 道端には倒れかかった石仏群があります。 まもなく国道２０号線を押しボタン信号機で横断します。 そこから少し下ったら、中央道の下で戻るような感じの道があり、これが旧街道のような感じの道です。 右斜面の上は国道です。草道が続きます。 まもなく道が細くなり、土建会社の構内みたいな所に出てしまいます。前方に鶴川宿の集落が見えるのですが、そちらへ行く道がありません。 このあたりは先程バスを降りた鶴川入口バス停の下あたりのようです。 しかたなく、農地のあぜ道を行くと石仏がありました。 直ぐ先で車道に出ます。 車道を行くとまもなく鶴川橋（バス通り）です。 旧街道は現在の橋の下流側を渡っていたようです。 鶴川宿の入口には宿場の説明板がありミニ公園になっています。その向かい側には石仏群がありました。 （左の写真はクリックすれば拡大します） 宿内はもう古い家はあまりありません。でも土蔵のある大きな屋敷があります。 宿の出口で左の道に入り、坂道を上っていきます。ここはなかなか良い感じの所です。 鶴川宿の先へ すぐに車道に合流して上り坂を行くとＹ字路になり、右へ行きます。 さきほどのＹ字路で左に別れた車道とまた合流します。 緩やかな坂道が続きます。 坂道をしばらく行くと中央道の側道に出ます。この中央道のためにこの付近では旧街道の道筋は無くなって途切れています。 振り返ると中央道沿いの上野原の街が見晴らせます。 中央道を陸橋で越えた先に一里塚跡の説明が立てられていました。 （右の写真はクリックすれば拡大します） この付近、あまり宿らしくはありませんが、祠の脇に「大椚宿発祥の地」と書いた木柱が立っていました。 大椚集落を出てしばらく行くと中央道に沿って行くようになります。 長峰城跡の説明が立てられたミニ公園がありました。説明図を見ると、この付近は旧街道も中央道に飲まれてしまっているようです。 左方向に富士山の頂が見えてきました。 野田尻宿への右折案内標識がありました。中央道を陸橋で渡ります。。 この付近の中央道は新しくなっており、旧中央道が並行しています。そういえは談合坂ＳＡも新しい場所（下り専用）に出来ています。 旧中央道の片車線には新しい白線が引かれていますが、閉鎖されています。何に使うのでしょうか。 このような急カーブを緩和するために区間移設されたようです。 深い切り通しの先が野田尻です。 集落に入ってきました。まもなく野田尻宿です。 ＜平成１９年２月＞ ４年前のレポ この先へ Copyright (C) 2007 JA1KLB