第1日目(3月7日)
森林公園
06:10
↓ 東武東上線急行
07:09
池袋
07:14
↓ 山手線内回り
07:41
品川
07:50
↓ 東海道本線
09:31
熱海
09:39
↓ 東海道本線
12:45
豊橋
13:07
↓ 東海道本線快速
15:10
米原
15:26
↓ 東海道本線新快速
17:44
姫路
18:01
↓ 山陽本線
19:24
岡山・・・泊り
第2日目(3月8日)
岡山
06:20
↓ 山陽本線
08:17
白市
08:48
↓ 山陽本線
11:25
徳山
11:40
↓ 山陽本線
12:21
新山口
12:34
↓ 山陽本線
13:43
下関
13:54
↓ 日豊本線
14:00
門司
14:07
↓ 鹿児島本線快速
16:47
大牟田
16:53
↓ 鹿児島本線
18:12
八代
18:16
↓ 肥薩線
19:33
人吉・・・泊り
第3日目(3月9日)
人吉
07:23
↓ 肥薩線
08:21
吉松
08:27
↓ 吉都線
09:52
都城
10:29
↓ 日豊本線
11:22
南宮崎
11:41
↓ 日豊本線
14:39
佐伯
14:48
↓ 日豊本線
16:31
別府・・・泊り
第4日目(3月10日)
別府国際観光港
09:45
↓ フェリー
12:15
八幡浜
13:28
↓ 予讃線
14:26
宇和島
15:22
↓ 予土線
17:33
窪川
18:19
↓ 土讃線特急
19:23
高知・・・泊り
第5日目(3月11日)
高知
07:03
↓ 土讃線
09:39
阿波池田
09:41
↓ 徳島線
11:33
徳島
12:18
↓ 高徳線
14:34
高松
14:52
↓ 本四備讃線快速
15:45
岡山
15:48
↓ 山陽本線
17:11
姫路
17:15
↓ 山陽本線新快速
18:20
新大阪・・・泊り
第6日目(3月12日)
新大阪
06:42
↓ 東海道本線快速
07:38
草津
07:41
↓ 草津線
08:28
柘植
08:31
↓ 関西本線
08:53
亀山
09:05
↓ 関西本線
10:15
名古屋
10:30
↓ 中央本線快速
11:32
中津川
12:00
↓ 中央本線
14:08
松本
14:34
↓ 中央本線
18:06
高尾
18:11
↓ 中央線快速
18:18
八王子
18:21
↓ 八高線
19:30
川越
19:33
↓ 東上線
20:00
森林公園・・・帰宅
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<出発〜池袋〜東海道・山陽本線>
朝早い6時10分の森林公園発で池袋から山手線・品川経由で東海道線に乗車。通勤時間だが下り電車は逆方向だから空いていた。その間、満員の上り通勤電車といくつもすれ違う。
しかし、平塚駅では早速、特急踊り子号の追越しを受ける。まあいいでしょう。しかしその後は熱海で乗り換えた後は豊橋までに停車時間はほとんど無い。
豊橋では20分ほどの待ち合わせで快速米原行きに接続。ここで駅弁を買って昼食にありつく。
米原では3月でも雪だった。やはりここは雪国だ。あとは新快速電車から姫路で乗り継ぎ、日がとうに落ちた岡山駅に到着する。宿泊は駅近くのホテルに予約している。
<岡山〜山陽本線〜鹿児島本線〜肥薩線>
2日目は九州の奥まで入る予定ため、岡山駅を朝早い6時の列車に乗る。
白市・徳山と乗り継ぎ、車窓に瀬戸内海を見ながらひたすら西進する。徳山では15分間の乗り継ぎ時間に駅弁を仕入れる。さらに下関では日豊線直通の電車に乗り換えて関門トンネルを通過する。
関門トンネルを抜けたら次は門司始発の鹿児島本線快速に乗り換えて大牟田。大牟田からはワンマンカーで八代。八代の手前ではまもなく開業する九州新幹線の新八代駅を通過する。
その後は八代から肥薩線の単行ワンマン気動車だ。
人吉には19時半に到着。ホテルは駅から6〜7分歩くことになる。
<人吉〜肥薩線〜宮崎・日豊本線>
さあ今日は肥薩線に乗って峠越えだ。列車は始発の単行気動車のワンマンで、乗客も3人と寂しいが、途中にはまずループ線とスイッチバックのある大畑駅がある。一旦駅に入った後、バックで出発してから折り返してループ線をぐるりと回って山を登って行くのだ。ワンマンの運転手氏もループ線のことを放送で説明してくれる。
しかし、よくもこんな線路の配置を考えたものだと感心してしまう。この先には千分の30勾配もあり、現在の海沿いを通る鹿児島本線が昭和2年に開通するまではここは鹿児島本線だったのである。
次の矢岳駅は標高536m。人吉が106mだから2駅で430mも登ったことになる。ここでは5分ほど停車するので写真撮影の時間が取れる。その後はトンネルで峠を越えて下って行き、霧島盆地の雄大な展望を左に見ながら今度は真幸駅のスイッチバックへ入ってゆく。交換が無いので停車時間が無いのが惜しいくらいで、もう次の駅は吉松の終点であり、乗り換えなければならない。
スイッチバックの途中駅で途中下車して見ればいいのだが、次の列車が来るまでは3時間も待たなければならないから。
吉松からの吉都線もワンマンカーだが3両編成だ。これもガラガラに空いている。途中駅ではDE10の牽く軌道試験車と交換。
都城からは日豊本線単行の新型ワンマン電車。九州のローカル線はほとんどがワンマンのようだ。
宮崎からは旧型電車の3両編成。日豊本線は幹線ながら単線であり、対向列車や特急の通過待ちには長時間停車する。(写真は重岡駅での通過待ち)佐伯からは2両編成に乗り継ぐが、大分に近づくにつれ帰宅の高校生で混雑してくる。
今日は別府泊りで、少し早目の16時半に着。ホテルは駅前のビジネスホテルだが、暖房が効きすぎて暑い。フロントに電話すると温度調整は出来ないとのこと、これだから安ホテルは困るが、仕方が無いので窓を開けて就寝。
<別府港〜八幡浜〜宇和島〜高知>
今日は久しぶりに船に乗る。別府駅前からはバスに乗り、フェリーターミナルまで行く。乗船場所は行く先によって違うようだ。大きなターミナルだが閑散期のため空いているので助かる。八幡浜行きのフェリーは結構大きくて綺麗な船だ。
じゅうたん席はあまり好きではないので、ロビーの席で景色を見ながら八幡浜港までの2時間半を過ごす。ロビーにはGPSのモニター画面が有り、現在地や速度なども一目でわかるようになっている。進行方向左側に見える佐多岬半島の山の上には風力発電の風車が林立しており、何か異様な感じを受ける。
八幡浜港で四国に上陸し、バスで八幡浜駅まで行き、駅近くの喫茶店で昼食とする。予讃線の宇和島行きの発車までは余裕だ。
予讃線では約1時間の乗車で宇和島駅到着。予土線への乗り継ぎは1時間あるので、待合室で待機する。以前にこの宇和島から中村までの路線バスの旅をしたことが思い出される。
予土線に乗るのは初めてである。この窪川行きも単行ワンマンで、ほぼ満席であるが、乗客は徐々に下車していった。江川崎からは昭和49年に開通した区間であり、直線区間が多くなる。
予土線の車窓には冠水橋が多く架かっている四万十川が流れている。
窪川には夕暮れの5時半に到着したが、普通列車への接続は1時間以上待ち。どうも予土線は接続が悪い。しかたなくここから高知までは1時間以上早く着く特急列車とする。もちろん乗車券・特急券を別に購入しなければならないのだが。。。ついでに追加の18切符も購入する。
<高知〜徳島〜高松〜新大阪>
土讃線も途中から単行のワンマン。途中、スイッチバックの新改駅は通過になる。前面窓から見ると対向列車がホームにいるので駅に入れず通過扱いのようだ。それにしても人家が無いから利用客もいないのでしょう。
土讃線は山越えが厳しい線である。最高地点は繁藤駅の357mであるが多くのトンネルと急勾配を上って行く。また橋の上にある土佐北川駅があるのも珍しい。
大歩危駅では特急や対向列車の待ち合わせで30分の停車。早速、写真を撮ったりして過ごすことになる。小生と同様な同業者が1名いた。彼は改札を出て陸橋まで行って写真を撮っていた。
阿波池田には9:39着で、2分待ちの徳島行きに接続する。徳島線は吉野川に沿って走ります。
徳島では高徳線の1時間の待合時間に昼食。
高松からは快適な快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡り岡山、さらに山陽本線快速で新大阪に着き、第5日目を終わる。
<新大阪〜関西本線〜中央本線〜八高線>
青春18切符の各駅停車の旅の最終日。6日目なので窪川で買った新しい切符に新大阪の改札口で日付印を押してもらう。新大阪からは快速の米原行き。まともならそのまま東海道線を行くのだが、今日は草津から草津線に乗り換える。草津線も下りなのに通勤通学で混雑している。柘植からは関西本線に乗り換え、さらに亀山で乗り継ぎ、名古屋からは中央本線のセントラルライナーに乗り換える。このセントラルライナーは全席指定なので、ホームで中津川までの¥250のライナー券を買う。
大阪から普通列車の乗り継ぎでも、東海道本線経由なら10時間程度で帰宅できるのだが、今回は関西・中央線経由で13時間ほどかかり、3時間ほど余計に列車の旅が出来たのだ。
(平成16年3月)
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