番場宿

番場宿へ

国道21号を横切って進むとまた歴史を感じる三吉の町並みがあります。でもここは宿場町では無かったようです。
番場番場

その先で県道240号に突き当たります。正面は北陸自動車道で、旧街道はここで少し消滅します。直ぐ右の方が米原インターで、左は名神とのジャンクションのようです。
県道を左に行って高速の下をくぐります。
番場番場

高速をくぐったすぐ先に一里塚跡の碑がありますが、塚はありません。その先は旧街道が続きます。
番場番場

カエデ並木を過ぎると番場宿に入ります。
番場番場

問屋場跡の新しい標識があります。
番場番場

この番場宿には古い町並みは少ないです。
番場番場

信号機のある十字路に「米原」の道標です。
その先には脇本陣跡です。跡ですから現在の建物は新しくなっています。
番場番場

本陣跡です。
その先の問屋場跡が「明治天皇番場御小休止所」だったようです。普通は本陣で休憩するのですが。。。
番場番場

「南北朝の古戦場跡」や蓮花寺という寺があります。そういえば先程少し前にクルマの人から蓮花寺の場所を聞かれたが答えられなかったのだ。
番場番場

1車線の細い街道です。
番場番場

番場宿を出る

宿場を出ると緩い上り坂に掛かります。左の築堤は名神高速道です。
番場番場

徐々に急坂になって名神が下になってきます。この辺りの旧街道は名神高速の下になってしまい、この側道で代替えされているようです。
番場番場

名神高速は短いトンネルになって、街道はそのトンネルの上で峠を越えます。ここが小摺針(こすりはり)峠です。
番場番場

峠を下っていくと山側に石仏があり、その脇に湧水が出ており取水出来るようになっています。
名神高速は徐々に遠ざかって行きます。
番場番場

Y字路に出ました。ここは右に行きます。ちゃんと道標があります。道標が無いと左に行ってしまいそうなところです。
番場番場

摺針峠

摺針集落の入口には一里塚跡の標柱です。
番場番場

坂道の両側が集落になっており、すぐに摺針峠です。現在の峠はかなり切通になっているが、かつては左上に登っていて見晴らしが良かったようです。
番場番場

峠の先は車道もカーブしながら下っていきます。
旧街道はすぐに左に下りる階段道で急坂を下ります。中山道の小さな標識があります。
番場番場

急な細い下り坂を曲がりながら下ります。この道、かつての馬車が通ったとは思えない道です。車道が出来てからこうなったのか?
番場番場

一旦、回り道してきた車道に出るが、すぐに右下の山道に入ります。
ここからは緩やかな坂道の街道です。
番場番場

竹林と杉林の中を行きます。
番場番場

車道を横切って進みます。
番場番場

ちょっと狭い道の先で矢倉川に突き当たります。このあたりが北国街道との追分だったところのようです。
川向こうに鳥居本の集落が見えます。旧橋は無いのですぐ川下の国道8号線の橋を渡ります。
番場番場

新しい北国街道の標柱がありました。
国道に出て矢倉川を渡って鳥居本に入ります。
番場番場

ここでデジカメの電池が無くなってしまい、シャッターが押せなくなりました。夕べ充電した電池なのに。。。
とにかくデジカメが使えないと記録が取れないので、彦根駅前のホテルまで戻って充電することにします。電車はすぐ先の鳥居本の駅からは1区間です。ついでに昼食にします。 ああ、それにしても何でこんなに早く電池が消耗したのだろうか。今度はこまめにカメラの電源を切ることにしましょう。
そういえば何年か前に善光寺街道を歩いたときも電池切れで、その時は再度探訪した記憶があるのです。
<平成24年5月>

次は鳥居本宿へ


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