鳥居本宿
鳥居本宿

さあ、デジカメのバッテリーも自腹もチャージしました。約2時間のロスでしたが、休憩も兼ねて疲れもとれました。
旧中山道の道筋は国道8号線の橋を渡ればすぐに左に分岐します。街道には若い松の並木が両側に植えられています。
鳥居本鳥居本

古い家並みがあり鳥居本宿の雰囲気になってきます。
今では珍しい藁葺きの家もあります。
鳥居本鳥居本

右側に和宮や明治天皇の小休止所になった有川家の門です。
鳥居本鳥居本

有川家は今でも当時からの薬「赤玉神教丸」を製造販売する薬局である。
鳥居本鳥居本

近江地方にはこのような造りの古い家が多いようです。どうも2階は窓が小さく狭そうに思えます。
鳥居本鳥居本

合羽屋の看板が下がる古い家。この宿場ではかつてより防水紙製の雨合羽の店が多くあったようです。しかしそれも近代ではビニール製品に押されて廃業になってしまったようです。
そのすぐ先で右側に近江鉄道の鳥居本宿駅が見えます。
(左の写真はクリックすれば拡大します)
鳥居本鳥居本

脇本陣の跡です。
合羽所「松屋」は最近になって面影を残した姿で復元改修されたようです。
鳥居本鳥居本

その先の十字路の角には石灯籠があります。
鳥居本鳥居本

新しい観光用客用の無人休憩所があります。中には休憩室とトイレがあります。中山道の説明書きも掲示されています。
(右の写真はクリックすれば拡大します)
鳥居本鳥居本

屋号が掲示されている家も多くあります。
鳥居本鳥居本

専宗寺の大きな山門です。
鳥居本鳥居本

宿の西端の交差点にはには朝鮮人街道の道標です。朝鮮人街道はここから東海道本線沿いを行き、野洲でこの中山道と合流します。中山道はほぼ新幹線沿いを行きます。
鳥居本鳥居本

高宮宿へ

宿を抜けて田んぼの中を行くと古宿という標識があります。
鳥居本鳥居本

小野町に入ってきました。ここが古宿(鳥居本宿が出来る前の宿場町だったようです)ということでしょう。
鳥居本鳥居本

家の玄関前にお堂があるのです。中は何を祀ってあるのだろうか。
東海道新幹線の築堤が接近してきました。その上のガードのようなものがあるが、以前にその上を通っていた石灰石輸送用リフトの防護柵みたいです。
鳥居本鳥居本

左側を並行する名神高速道路にも防護柵が残っています。50年も前の遺物なのです。
これは神社の入口の石灯籠です。
鳥居本鳥居本

少し先には石仏群があります。
鳥居本鳥居本

これは小野小町塚と書いてあります。小野小町の由来は日本全国にあるようです。しかし塚は無く、すぐ背後は名神高速道路の築堤です。
その先、街道は新幹線をくぐるまで新幹線の下になっているようです。
鳥居本鳥居本

新幹線の西側に沿って行くと、彦根インターの手前に中山道の石柱が立っています。
鳥居本鳥居本

インターの先には石灯籠と多賀大社への古い道標があります。
鳥居本鳥居本

通るクルマの交通量も多くなり、家も建て混んできました。
鳥居本鳥居本

芹川の大堀橋を渡ります。
鳥居本鳥居本

橋から下流側の芹川です。芹川はこの奥で琵琶湖にそそぎます。
橋を渡ったすぐ先にお堂と石仏群です。
鳥居本鳥居本

神社の入口に石灯籠があります。
鳥居本鳥居本

大堀町の町並みです。
鳥居本鳥居本

近江鉄道を踏切で横切ります。その脇には木で造られた高宮宿の標識と石灯籠。
走る近江鉄道の電車は旧西武鉄道の車両です。塗色も西武の黄色のままです。
鳥居本鳥居本

高宮宿に入ってきました。古い町並みが並んでいるようです。
鳥居本鳥居本

ここで時刻はまもなく18時になります。今日はここまでとし、300m程の所の高宮駅から近江鉄道に乗って彦根駅前に戻ります。
彦根駅の乗車券は自動券売機でしたが、この駅のは窓口販売の珍しい硬券の切符です。それも駅名表示です。18:04発の米原行きに乗ります。
鳥居本鳥居本

<平成24年5月>

次は高宮宿へ


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