羽州街道・材木岩公園から関宿へ 羽州街道・材木岩公園から国道を迂回 七ヶ宿ダム下の通行止めから７００ｍほど戻り、国道１１３号線へのアクセス道を上ります。 この国道はダムの建設のために作られたバイパスなのでダムの高さまでの坂道を上ります。その高さは９０ｍ。 国道に出るとまもなくトンネル。トンネルを徒歩でくぐるのはいつもながらいやになるが、このトンネルは２００ｍほどなので助かる。。 トンネルを出たところが七ヶ宿町。すぐにダムへの入口で公園になっている。 この先も国道はトンネルなのでダムサイドを通る道に行きます。 右の写真はダムの上から下流側を見たもの。ダムの構造はロックフィルになっているようです。 ダム湖の水面には毎時決まった時刻に噴水が上がる。これはダムの水を攪拌（かくはん）して水温の調節をするのためのもののようです。 湖岸を進んでいくと国道への合流出口の柵が閉まっているが徒歩での利点は簡単に乗り越えられることにあります。 実は先ほどダムの人に聞いて柵の乗り越えの許可をもらったのです。 国道には歩道があり平坦な道なので歩きやすい。 少し行ったところに渡瀬宿（湖底）の標識。かつての渡瀬宿はダムの湖底に沈んだのだ。 国道を歩く人はほとんどいないらしく、歩道の草に踏み跡が無い。 しかし、ダム湖の景色は良い。そしていくつもの沢に架かる橋を渡って行きます。 それにしてもこの国道歩きは長い距離だ。 やっと道の駅「七ヶ宿」の標識。（一部の地図でもっと手前に道の駅が書かれているがその旧の「道の駅」は閉店している） 道の駅「七ヶ宿」に到着、駐車場は広いがクルマは３〜４台しか停まっていない。 その駐車場の南側を通る道が旧羽州街道でしょう。 道脇に石仏があり街道を感じる。 まもなく国道と合流します。 このあたりは歩道が無いが、クルマの通行は比較的少ないので助かる。 ダムの上流である白石川を渡るとまもなく関宿で七ヶ宿町の中心地である。 ちょっとした門構えの家があるが古い町並みは失っているようです。 しかし、屋号の看板がいくつか付いている。 本陣跡もこの説明版があるのみ。 （左の写真はクリックすれば拡大します） やっと七ヶ宿町役場前に着きました。ふうぅ、、時刻は１８時ちょうど、ここで１８：１８発の最終白石駅行きのバスを待ちます。 ダムの下（通行止めの地点）の時刻が１４：１５、ダムを通過したのが１５：１５。道の駅が１７：２０通過で結構時間がかかったものだ。 出かける前はこの先の湯原宿あたりまで行けるかと思ったのだが。。。 七ヶ宿町は人口１４００人余りの町。仙台市などの水源の町でもある。 （左の写真はクリックすれば拡大します） 路線バスはこの役場前を起点に各方面に運行している。 翌日はさらに羽州街道をその先に行く予定だったが、残念ながら予報に反して雨天。翌朝は白石駅で上の山温泉駅からの乗車券指定券を白石からに変更して帰宅したのでした。 ＜平成２８年６月＞ 干蒲宿へ Copyright (C) 2016 JA1KLB