例幣使街道・富田宿から栃木宿へ

富田宿の先へ

富田宿の最寄り駅はJR両毛線の大平下駅であるが、今日は東武日光線の新大平下駅に8時過ぎに下車します。 この駅は東西それぞれに駅舎と改札口があります。有人駅で自動改札・ICカードも使えます。跨線橋は駅構内の物で東西連絡自由通路はありません。
西口に出て右に500mほど道なりに行けばJR駅の近くの富田宿通りに出ます。
栃木栃木

さあ、ここから今日は楡木宿まで歩きます。
古い町並みは少ない富田宿だが、バイパスが出来て比較的静かさがあるところです。
栃木栃木

街道は宿を抜け、前方にバイパス道路が見えたところで右の細道に入ります。
栃木栃木

道端に大平山と書かれた碑(もしかしたら常夜灯の片割れ?)と石の狛犬があります。
その先は区画整理で駐車場や住宅地になっており街道は消えているようです。
栃木栃木

その先はバイパスに出て橋の手前で左に入り旧橋を渡ります。
栃木栃木

下を流れる永野川です。
橋の先はまた街道が途切れるが、この道あたりは少しの街道でしょう。
栃木栃木

堤防沿いでのかつての道は河川敷か堤防に埋もれているのでしょう。その先は右にカーブして堤防から下りて行きます。
栃木栃木

バイパスを横切った後、東武線の踏切の手前の信号十字路を左に行きます。
栃木栃木

栃木宿

右に高架の東武線が近づいてくるとまもなく栃木市内(栃木宿)です。
今度はJR両毛線の高架をくぐった後、突き当たったところは50mほど道が消えて駐車場になっています。
栃木栃木

その先の街道はこの道です。脇を綺麗な用水路が流れています。藻草が植生していて綺麗な川です。
栃木栃木

次の交差点でも突き当たるので少し左に行くと、街道の案内標識が初めて立っていました。木製なので文字が消えかかっています。ここを右に入ります。
栃木栃木

路面のマンホール蓋には市内を流れる巴波(うづま)川の絵が刻まれています。そう栃木市は市内を流れる清流と蔵のある街で観光化しているのです。
栃木栃木

「←佐野街道」の標識があるが、この今歩いている例幣使街道も佐野(天明宿)を通ってきたわけで、別な街道なのか?そういえば前回歩いた例幣使街道の踏切に別名で「佐野街道」と表示されているところもあったが。。
少し先で駅前大通りを横切ります。電柱の無いすっきりした綺麗な通りになっています。
栃木栃木

右に行けば栃木駅で、左はこの先で例幣使街道に合流します。
栃木栃木

直進するとまもなく車道に出たらすぐに左に入ります。栃木宿の街道は曲がっているので地図を見ないとたどるのが困難です。
現在工事中の巴波川に架かる開門橋を横目に見て仮橋を渡っていきます。
栃木栃木

大通りとなった通り(先程の駅前通り)に合流しました。歩道は広いのでいいのだが街道の宿場らしさは無くなっています。
この通りの100mほど西側に並行して観光名所の巴波川が流れているのだが、そちらはまたの機会とします。
栃木栃木

蔵造りの旧商家が結構あります。左は人形屋で右は紙屋で現在でも営業しているのです。
栃木栃木

左は肥料屋です。向こう側にあるお店は真ん中のお店はやっているようだが、両側の店は閉店しています。
栃木栃木

ここの一角は「蔵の街観光館」となっており、展示館やトイレ・ポケットパークなどがあります。この一番手前の蔵造りは元荒物店でで現在は観光案内所になっています。
栃木栃木

この蔵は元肥料店だったが現在は下野新聞社の支局として使われているようです。重要文化財の銘板が付いています。
その先の道路標識「鍋山+」のある交差点を鍋山方面に入ります。
栃木栃木

そして100m先の交差点では右斜めに入るのが街道です。
路面の舗装には茶系の色が付けてある道になっています。
栃木栃木

なかなかの街道らしい雰囲気のある通りです。
栃木栃木

大きな門構えの旧家は名主である岡田嘉右衛門氏の記念館です。
栃木栃木

左側の旧家は味噌会社です。
栃木栃木

Y字路は左へ足尾道を分けて例幣使街道は右へ進み、栃木宿を後にします。
栃木栃木

<平成24年10月>

次は楡木宿へ


Copyright (C) 2012 JA1KLB
inserted by FC2 system