- 栃木宿の先へ
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栃木宿を抜けました。
県道に合流すると前方に東武線を越す陸橋が見えてきました。
東武線を陸橋で越えると合戦場宿に入ります。栃木市都賀町です。
合戦場という名称は戦国時代に合戦が行われた地であるとのこと。
宿の中に日立製作所の創始者である小平波平氏の生誕地の表示があります。
道端の石仏だが馬頭観世音と書かれたシンプルな物です。脇本陣や一里塚跡もあるようだがわかりませんでした。
升塚は合戦で亡くなった人を供養した塚とのことである。
宿を抜ければまもなく県道から右斜めの旧道に入るが、ごく普通の住宅地内の通りです。
また直ぐに県道に合流します。
左・家中駅や右・都賀インター入口を通過し、街道は真っ直ぐに進んでいきます。この辺り、旧都賀町の中心のようです。
稲が刈り取られた田んぼの奥を日光行きの東武電車が走っていきます。
その先で北関東自動車道をくぐります。
上新田交差点の先に石仏群があります。
歩道無しの県道はクルマには注意しながらの街道ウオーキングです。
右に門構えの家があります。
ここが金崎宿のようです。
門だけが残されていて敷地が更地になっているお宅もあります。
説明書きはありませんが、本陣か何かでしょう。
金崎宿を抜けると旧道は右に入ります。
国道293号に合流して小倉橋で思川を渡ると栃木市から鹿沼市に入ります。
- 鹿沼市へ入る
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橋を渡ったところで左の歩行者専用の堤防道路に入ります。川沿いの旧道は河川敷や堤防になってしまうことが多いようです。
堤防の土手には盛りを終わった曼珠沙華群です。
国道に合流した少し先に石仏群です。
この国道は293号線で、足利市と日立市を結んでいる国道です。
う〜む、結構な門構えの邸宅が並んでいます。
今度は東北自動車道をくぐります。この辺の東北道は何回か走っているが、下の道ではまったく見る風景が違うのである。
まもなく国道の街道は国道352号線である小山市からの日光西街道を合流して楡木宿です。352号線は栃木県上三川町から柏崎を繋ぐ国道で、奥会津・奥只見を通る興味深い山岳国道である。
直線道路の楡木宿です。
宿の中程の左500mほどに楡木駅があります。15:20です、今日はここまでとします。
楡木駅に着きました。
楡木駅は駅員無配置駅で、きっぷは駅前の民家で代行販売しているようです。でも簡易改札機があるのでIC乗車券(スイカ)が使えるから便利です。
特急電車の通過の後の15:47発の浅草行き区間快速で帰途につきました。
<平成24年10月>
次は鹿沼宿へ
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