- 境宿から木崎宿へ
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今日は東武伊勢崎線の境町駅前から8:30に出発します。
境宿にも数軒の蔵造りの家が街道通りに面しています。
しかし、その街道が国道になってしまっているためか、面影が薄れてしまうようです。
「かりやど宿」と書いてあるが何の意味なのだろうか。漢字で書けば「仮宿宿」なのか、間の宿だった意味かも知れません。
東に向かうとまもなく県道が左に分岐するが、その先の十字路を右に入るのが街道みたいです。
そこを100mほどで左に曲がったところに古い道しるべが残されている。「右 ごりょう いせさき」などと刻まれている。
そのすぐ先でまた左に曲がって(ヒシャク型)国道を横断して真っ直ぐ行くのが街道だが、現在は国道の先の道は無く、西側の住宅道路を行きます。
閑静な住宅地を進みます。
県道に出たあと東武伊勢崎線の踏切を渡り、太田方向に向かいます。
早川を渡ります。
新国道17号線をくぐります。この辺りから太田市に入るハズですが標識はありません。17号線のバイパスが太田を通っているのだから驚きです。17号線と言えば中山道+三国街道なのだから。。
その先で街道は左に逸れるのだが消失しているので車道を迂回します。
ここで街道は一部農道になって現れて来るが、見ての通り国道354バイパスで分断されます。
その先の石田川の先から再び街道です。
中江田遺跡の説明がありますが、錆が激しくなっています。
地蔵堂がありますが、扉の中なのでお地蔵様は良く見えません。
これは「辻地蔵」という名で、道標も兼ねていたようです。
(左の写真はクリックすれば拡大します)
その先、木崎宿に入ります。歩道もあるので広々としている街です。
信号機のある十字路には新しい道標が建てられています。
- 木崎を抜けて
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その先で街道は左に入り、宿を出ます。
開けた田園地帯に出ました。
左方向には赤城山が見えます。
街道は突き当たりのようだが遊歩道で続いていました。
それも直ぐに県道に合流します。
今度は右の細道に入ります。
住宅の中を行き、先程の県道を横断します。
この先は区画整理で街道は消滅したのでしょう。小学校の角を右に行って県道を行きます。
その先、ガソリンスタンドのところを右に行くのは古い例幣使街道とのことです。これは太田宿の本町あたりで合流します。
今回は県道(街道)を真っ直ぐ行って太田宿を目指します。
- 太田に入る
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造り酒屋や門構えの家があります。
大きな庚申塔があります。
太田市内に向かうクルマは混雑しています。
東武線の高架をくぐって市内に入ります。
公衆トイレの脇に街道の説明を刻んだ石があります。宿内には本陣や高札場などもあったようだが、どこなのかわかりませんでした。
その先、太田駅の入口を通過します。
宿の出口には「道しるべ地蔵」があります。
(右の写真はクリックすれば拡大します)
<平成24年5月>
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