中山道・落合

馬籠宿で昼食後、落合宿を目指して下ります。

馬籠 観光客で賑わっている馬籠を後に旧道(と言っても車道です)を西に向かって進みます。一旦下り坂ですがすぐにゆるい登り坂になり、振り返ると馬籠の宿の家並みが遠ざかっていきます。この旧道を歩く人は他には見えません。クルマもほとんど通らず、のんびりと歩けます。


しばらく行くと見晴らしの良いところに休憩所がありました。眼下にはこれから目指す中津川方面が良く見えます。この十曲峠の峠(最高地点)はここだというところは無いようで、いつの間にか下りにかかっていました。
十曲峠

まもなく「これより北 木曽路」の碑のあるところを通過します。これで長野県山口村から岐阜県中津川市(これより美濃路)に入りました。ここには新茶屋と立場跡があります。 そして、また石畳が現れます。これは十曲峠の石畳で地元の有志が協力して補修しているようです。
クルマで石畳を見に来る観光客もあるため入口に駐車場もありますが、このようなところはぜひ歩いて見て欲しいものです。
十曲峠十曲峠

森林の中の石畳も終わり医王寺前を過ぎて急坂を下ると、落合川を渡りまもなく県道を横切ると落合宿です。
落合川

落合宿はそれほどの見所は無いが、枡形(街道が直角に曲げてあるところ)は残されている。
落合落合

<平成16年4月>

中津川へ


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