 奈良井宿
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国道１９号線の歩道を行くとまもなく右へ奈良井宿に入る道が見えてきます。
そこで国道は左にカーブし、奈良井は右に、旧街道はその間をまっすぐに国道から離れるように行くのが道すじです。そして奈良井川を渡河していたのですが、道はすぐ先で途絶えてしまいます。
今は新道で橋を渡り、奈良井宿へ向かいます。
 
奈良井駅が見えてくると、その先が宿です。かっての旧街道はこの駅の手前で川を越えてきたようです。古道もこの右側から合流してきます。宿に入ると平日でも団体の観光客で賑わっています。
 
贄川にも何ヶ所かにありましたが、道脇には水場が各所にあります。木曽路は山の中と言いますが、そのため湧き水は豊富なのですね。
ユニークな屋号の民宿もあります。
 
宿の中ほどに有る枡形です。
民芸品などを売る店になっているところも多くあります。
 
出口側には高札場もありました。今日は選挙のポスターも掲出されていました。
奈良井宿は伝統的建造物群保存地区に指定され、通りの電柱も削除された９００ｍもの長さがあり、見所が多い。また標高も９００ｍ余と高く、夏でも涼しいのでは無いでしょうか。
 
宿を出て歴史資料館の横を過ぎて振り返ると町並みが見晴らせます。この先は鳥居峠への登りになります。
 
＜平成１７年４月＞
鳥居峠へ
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