・福井県今庄町板取宿

旧北国街道の宿場として栄えたところ。戸数は少ないが石畳の道とともに雰囲気のいい旧宿だ。 一時期廃村になったという情報もあったが、現在は保存のために戻ってきているようだ。兜作りの家や石畳の道も良く手入れがされている。
最盛期の江戸時代には番所も置かれて50戸以上の家があったというが、今は数戸のみ残っている。



・福島県下郷町大内宿

旧宿場町としてこれほど藁葺き屋根が残っているところはここしかないでしょう。
久しぶりに訪れた大内宿は立派な駐車場やバイパス道路も出来て、完全に観光地になっている。ほとんどの家がみやげ物や蕎麦屋になっている。しかし、道路は砂利道に戻され、側溝にはきれいな水が流れている。
最近、大内ダムの先にトンネルが開通しているので山越えで若松方面へクルマで抜けられるようになった。




・新潟県
<大島村>
藁葺き民家というのは雪国に多いようです。大島村から高柳町へ向かう途中で田麦というところで藁葺き屋根の集落を発見しました。
田麦集落は大島村の中心から北東へ7Km程のところです。40戸くらいの集落の中に10棟くらいの藁葺き屋根が点在しているが、観光的な要素はまったく無い。


<高柳町>
 国道252号線は会津と日本海を結ぶ豪雪地帯の国道。その途中の山中に高柳町があり、その町の中心から南に数キロ入った小高い丘の上の台地に、田圃を囲むようにして静かな藁葺き屋根の荻野島集落がある。
 そのうち2軒が民宿にはなっているが、お店などは無い。駐車場は用意されており農作業の季節などは写真を撮りに来る観光客も多い。



<川西町>
 川西町小白倉。山あいの静かな集落だが、藁葺き屋根は少なくなっている。国道404号線沿い。


<松之山町>
 松之山町中立山。町へ出るには峠越えしか道がありません。国道405号線沿いといってもクルマも滅多に来ないし、人の姿も見えませんでした。

新潟集落への道
・山形県朝日村
田麦俣
六十里街道、山形県朝日村田麦俣。
山形市から鶴岡に向かう国道112号線から見ると遙か谷底に見える田麦俣集落の中、多層造りの民家が2軒保存されている。
いずれも有料だが内部を公開している。


・福島県鮫川村
鮫川村
福島県阿武隈山中の鮫川村青生野。
集落ではないが、白河からいわき勿来に出るときに国道289号線で偶然に見つけた一戸建て。煙出しが付いていたり、物置も藁葺きであり、ぜひ保存して欲しい感じのする一軒家だ。


・京都府美山町

平成5年に重要伝統的建造物群保存地区に指定を受けた京都美山町北地区のかやぶきの里。
京都駅からバスを2回乗り継いで2時間半、ゆるい傾斜の山裾の集落は50戸のうち半数が茅葺き屋根の入母屋造りの家屋。目の前は広い田園風景となっている。



・福島県館岩村(南会津)


 最近は南会津も鉄道や道路などの整備が進み、観光化が進んでいます。 しかしその中にも山村らしい静かな風景が、まだまだ多く残っている。
 東北自動車道を那須塩原インターで下り、国道400号、121号、352号線経由で舘岩村に入ります。 舘岩村の国道からほど近いところにある前沢集落は、20戸ほどの小さな集落ですが、大部分が藁葺き屋根の曲がり家なのです。
 集落の入り口付近には水車小屋もあり、また有料だが民俗資料館もある。



また、国道から5〜6Km入ったところの水引集落にも数軒の藁葺き屋根の民家があります。 会津の家はほとんどが曲がり屋です。

舘岩村への道

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