柏原宿

柏原宿

昨夜は彦根駅前のビジネスホテル。そこに今晩も宿泊予定なので、荷物は軽くヒップバックのみで、彦根駅6:50発の電車に乗って昨日の柏原駅に向かいます。
柏原柏原

米原駅ではJR東海の金山行きに乗り換え、柏原駅には7:20に到着します。下車したのは自分ともう1人だけで、岐阜・名古屋方面に向かうサラリーマンを乗せて去っていきました。
柏原柏原

駅前には柏原宿の案内図が掲げてあります。駅舎の屋根越しには昨日は見えなかった伊吹山が見えます。
(左の写真はクリックすれば拡大します)
柏原柏原

この柏原宿は駅から西側が結構いい雰囲気の宿場街です。あんどんも各所に立てられています。
柏原柏原

格子戸の家に「蝋燭屋助三郎」なんていう表札が掛かっています。ろうそくの店だったのでしょう。右は問屋場跡と東の荷蔵跡です。
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柏原柏原

左は「問屋役」という表札のある家です。問屋とは荷物の受け継ぎを業務とするところだったようです。
木曽路の街道宿と比較しても勝るとも劣らない宿場風景です。
柏原柏原

旅籠屋跡です。しかしもう旅籠として営業しているところは無いようです。
柏原柏原

柏原宿の詳細な説明が書かれています。
今は商店は数軒あるが大きな看板はなく、ひっそりと営業しています。
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柏原柏原

本陣跡と石灯籠もあります。標柱には皇女和宮宿泊と表示されています。中山道は和宮嬢が通った道としてもよく知られています。
柏原柏原

綺麗な町並みがさらに続いています。
柏原柏原

伊吹屋のかんばんです。表札に艾屋(もぐさや)と書いてあるのでお灸に使う「もぐさ」を扱っていたようです。
その先の造り酒屋跡にはあずま屋があり、誰でもが休憩できるようになっています。大きな仕込み樽も置いてあります。
柏原柏原

まだまだ歴史の町並みが続きます。
柏原柏原

登校する小学生の列とすれ違います。みんな、「お早うございます」の挨拶をして行きます。
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薬師道の道標です。ここから南に向かうと薬師堂に行けるようです。
柏原柏原

まもなく宿場を出ます。
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柏原宿を後に

右に石灯籠を見てその先、用水路の対岸に一里塚跡があります。もともとは手前の用水路の位置にあったようです。
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南側に田園風景が広がります。向こうに国道21号線とその奥に見えるのは名神高速道路の伊吹パーキングエリアでしょう。
柏原柏原

人家が途切れると松並木があります。
柏原柏原

「東山道と九十九里半街道」の説明板です。
黒塀の新しい建物、公衆トイレか休憩所かと思ったが民間の建物みたいです。
柏原柏原

山の裾を回り込むと次の集落に入ります。
柏原柏原

石の道しるべがあります。ちょっと何て書いてあるのか読めません。
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集落を抜けるところで右の未舗装道が旧中山道です。奥を見ると鬱そうとした杉林の中に入る山道になります。
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杉林の中に入ったところに寺院跡の標柱があるが、立て込んだ杉林が下草に覆われているだけで何もありません。草道を進んで行きます。
柏原柏原

その先、ちょっとぬかるんだ路面になるが、まもなく先程の車道に合流します。
柏原柏原

沢山の石仏がまとめて祀られています。道は国道と並行するようになります。国道の南側には名神が併走しており、クルマの音がにぎやかです。 ここは中山道と国道と名神高速が谷間に寄り添っているのだが、JR東海道線は柏原駅を出てからぐるっと北を大回りして次の醒ヶ井宿で寄って来るのです。
柏原柏原

<平成24年5月>

次は醒ヶ井宿へ


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