奥州街道歩き、福島から歩き始めてから3日目。今日は北白川駅から歩き始めます。
- 金ケ瀬宿〜柴田町へ
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時刻は午前7時20分、国道4号線の北白川駅入口です。駅から10分ほどのところです。
静かな住宅が点在する中を行きます。
少し行くとY字路になっていて左側に里程標がありました。標柱は立っているが説明板はありません。右へ行くのが街道の道筋みたいだがすぐに国道に出てしまいます。
左の坂道を行って神社の裏側から行くことにします。
神社裏にある石仏群です。
神社の境内を通って参道の階段を下りれば国道から分かれて来た旧街道に合流します。
金ケ瀬宿に入ります。
門構えの家が数軒ある宿場です。
宿を抜ければまもなくまた国道に合流します。
淡々と国道の歩道を行きます。
317という表示は東京からの距離を示しているようです。
国道と別れた後、大河原市街地へ行く県道とも別れて左に行きます。
裁判所前のところで左に直角に曲がります。
左に曲がって大河原宿に入ると蔵造りの商家があります。
この蔵の商家は販売店になっています。
小学校わきの枡形を通過して宿を抜けます。
まもなく荒川の堤防に出るが、現在ここからは荒川の対岸には渡れません。300m下流の車道を渡って村田町に入ります。
荒川を渡ったところは国道4号です。この国道で先ほどの荒川の対岸付近まで戻ってみると少しだけ街道らしい道がありました。今は農道として使われているようです。
それもすぐに国道に合流して歩道を行きます。
国道の向こう側には石仏がいくつも保存してあります。
国道を少し行けば右の旧街道に入ります。すぐに柴田町に入って、そこには一里塚の説明版があります。
(右の写真はクリックすれば拡大します)
- 船迫宿から岩沼へ
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ここでちょうど左側に大型スーパー「イオン」があったのでトイレ休憩します。
30分ほど休んで外に出ると路面が濡れていました。休憩中に雨が降ったようだが、今は止んでいます。ちょうど良かった。。。
国道を横切って進んで行くと船迫宿だが、道の枡形はあるが古い面影はほとんど見られません。
住宅街の中を行きます。
宿を抜けると左が山、右が田んぼの良い雰囲気の旧街道です。
道幅が広くなり、国道を横断します。
奥州街道の標柱がありました。
その先、大河原市街地からの陸橋をくぐります。
大きな記念碑は道路改良の新しい碑です。
その先には一里塚跡です。
右に白石川を見ながら進んで行きます。左上を国道が走っています。
里程標(七里)があります。里程標って先ほどの一里塚からは1Kmくらいと近いので何なのだろうか。
前方に東北線のガードが見えてきました。
国道の立体交差をくぐって左に曲がり槻木宿へ入ります。
槻木宿もあまり見どころは無さそうです。
ただ今の時刻は12:10。槻木駅がすぐそこなので、駅の待合室で昼食にします。
駅で30分ほど休憩後、再度歩き続けます。
槻木宿を抜けたところで雨が降ってきました。ちょうど閉店している商店の軒先を借りで雨宿りします。
ここで30分の休憩で雨は止んできたので歩き開始ですぐに国道です。
国道わきに一里塚跡の標識があります。このあたりではもうほとんど塚は残されていないようです。
岩沼市の標識があるが、街道はこの手前を右に入らなければならなかったのだ。地図をよく見ていなかったため陸橋の立体交差まで来てしまいました。
結構な距離を行き過ぎたので戻るのは疲れているので国道と旧道の立体交差まで来ました。だが下の街道へは下りる階段がありません。しかたなく300mほど戻って農道から迂回します。
街道に入ってしばらく行くと常磐線の下をくぐります。
貨物線の踏切を渡って岩沼の市街地に入ります。
大きな馬頭観世音の石碑がある神社の前を通り、まもなく岩沼宿です。
3回ほど曲がって商店街になります。
ここからJR岩沼駅は左に200mほどのところです。
時刻は15:10。もう結構疲れたので今回の歩行はここまでとします。
岩沼駅15:36の電車で仙台駅に向かい、東北新幹線で帰途につきます。
<平成28年5月>
次は仙台長町へ
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