今須宿〜柏原駅まで

今須宿

今須峠から降り始めた雨が結構本降りになってきました。雨宿り休憩できるところがあればいいのだが。。バス停や東屋もありません。 とりあえず今須宿に入ってきました。
今須今須

本陣跡と脇本陣跡の説明があります。本陣は1軒、脇本陣は2軒あったとのことだが、その場所は現在の小学校と言うから、南側の裏通りあたりにあったようです。
右を見ると妙法寺への参道があり、その寺は国道と東海道線の築堤で遮られています。しかし東海道線の駅はこの街には無い。
今須今須

常夜灯があります。
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西の空の方は明るくなっているのだが、ここで雨が土砂降りになって雷も近くで鳴るようになってきました。 街道の街は民家のひさしが道路の脇まで来ているので、この民家の軒下で少々雨宿りすることにします。只今の時刻15時50分。玄関の呼び鈴ボタンを押して声をかけようかとしたが留守のようでした。
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30分ほどの雨宿りで小降りになったので16時20分、歩き始めます。
石灯籠があり、その先の信号機で宿場を抜けます。
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今須宿を出る

車返しの坂というが現在はちょっとした傾斜があるだけです。かつての道は説明板背後の観音堂中腹付近を通っていたようです。
そのすぐ先で国道を横切ります。
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さらに東海道線の踏切です。踏切名も「車返」になっています。
雨も上がり傘も要らなくなりました。
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芭蕉の句碑「正月も美濃と近江や閏月」を見て、その先が国境(現在の岐阜県と滋賀県の県境)で、ここから近江に入ります。 街道と直角に交差する細い溝が国境です。
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その脇には「寝物語の由来」が記されています。かつてはこの狭い国境を挟んで旅籠があり、お互いに寝ながら話が出来たという。
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長久寺もいい感じの集落です。
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長久寺を抜けると楓並木の道になります。
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弘法大師の碑があって、左に東海道線が接近してきます。
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東山道の道が山側を通っているようです。
踏切は工事中で全面通行止めの表示があるが、歩行者は通らせて貰います。
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米原行きの電車が通り過ぎていきました。
踏切を渡れば柏原宿に入ります。
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石仏と問屋跡です。
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寺院・竜宝院跡に立つ大きな石灯籠です。
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その先、右に行ったところがJR柏原駅です。 時刻は17時15分、今日の歩きはここまでとし、30分発の電車に乗って予約ホテルのある彦根に向かうことにします。
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<平成24年5月>

次は柏原宿の先まで


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