例幣使街道・八木宿から天明宿(佐野)へ

八木宿を出る

東武線の福居駅には7:24に着きました。今日はここから例幣使街道を日光方面に向けて1日歩きます。
静かな駅前通りを50mほど行けば八木宿の街道通り(県道)に出ます。
佐野佐野

その先、少し行けば宿を抜けて先程乗ってきた東武線の踏切を渡って進んでいきます。
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県道の街道だが道端にはお地蔵様や庚申が立っています。
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国道50号線を横切ります。
その先には北側に田園風景が広がります。
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左側のうなぎ屋の角(向こう角はコンビニ)を左に入れば梁田宿に入ります。
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宿内は今は閑静な住宅街であまり昔の面影はありません。新しい梁田宿の標識があるのみです。木の説明板はもう文字が消えていて何が書いてあるのか読めません。
街道は渡良瀬川の堤防に突き当たります。
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堤防上に上がってみると広い河川敷はゴルフ場になっています。かつてはその辺りに渡し場があり、ほぼ真っ直ぐに渡しで川を渡っていたと思われます。
今は少し下流にある県道の川崎橋を渡って回り込みます。
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これは川崎橋から渡良瀬川の上流側を見たものです。
右の写真は回り込んだ先から振り返り、来た方向(梁田宿方向)を見たものです。
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渡良瀬川を渡った街道は少し堤防に沿って進みます。
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さらに川崎橋先の県道の下をくぐって進んで行きます。
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石仏が結構あります。
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街道はこの辺り、農地のほ場整備で消滅しており、県道に出ればその先の尾名川の橋から少し街道をなぞっている。
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その先、出流橋付近ではその少し上流で渡河していたようです。
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県道を田沼方面に向かうと北側にある小高い山の山腹に「大小」という文字が目に入ります。結構大きいので広い範囲から見えます。 ネットで調べてみると、これはこの山の名称(大小山)であり、登山口にある阿不利神社の霊山とのことで、古くは江戸時代から掲げられていたとのことである。かつては木製であったが現在は金属製とのこと。
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前方の丘の手前で少し旧道に入り、再び県道に戻ればその丘を巻くように旧道を行きます。
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地蔵尊が祀られ、右側の丘は城跡みたいです。
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旧道らしい道を進んで行くと寺岡の町で突き当たります。そこを左へ行くのは足利道で、例幣使街道は右へ行きます。
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左角には足利市の重要文化財に指定された道標が大小2基立っている。
(左右の写真はクリックすれば拡大します)
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右へ行ったその先、コンビニもある県道を行く街道は白旗橋の手前で左に行ってから旗川を渡っていたようだが、現在はその橋は無く、白旗橋を渡ってから左に行って街道にオンコースとなります。ここから佐野市に入ります。
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佐野市に入る

しばらく静かな街道を行きます。
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県道に出たところでJR両毛線の踏切とその県道を横切ります。踏切の表示は「第二足利街道」となっています。街道には違った呼び名もあるようです。
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蔵造りの家や常夜灯があります。
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その先にも蔵造りの家と常夜灯が。。。
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珍しい形の石仏(馬頭観音)。その先で再度JR両毛線の踏切「第一足利街道」を渡ります。
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県道を斜めに真っ直ぐに横切って街道は進みます。横断歩道は無いので歩道橋を渡ります。この歩道橋の上り下りは階段がぐるっと回るので一瞬方向感覚を失いました。
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街道を真っ直ぐ行くと川に突き当たるので近くの橋を渡って佐野市内(天明宿)に入ります。
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<平成24年6月>

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