- さらに福島へ向かって北へ
-
八丁目宿を出て一旦、東に500mほど向かいます。
すると十字路には「六地蔵の道しるべ」があり、相馬道との分岐点で、相馬方面はここを右に行きます。直進はバイパスのようです。
奥州街道はその十字路を左に行って緩い上り坂を行くと、ちょっとした峠ですが周囲は住宅団地になっています。でも石仏がありました。
真っ直ぐに下っていくと左下に見える草道がかつての旧街道のように見えます。
坂道を下りきったところの突き当たりを右に行きます。
まもなく東北本線の踏切を渡るが、この踏切の名称は奥州街道では無く「浅川踏切」になっています。
その先で旧国道に合流すると、前方に大きな高架橋が見えてきます。この辺りの東北本線は先ほど渡った踏切は下り線であり、この高架橋は上り線なのです。
街道は右の旧道に入り、すぐ先の高架橋をくぐった先でまた旧国道に合流します。
ここでこの金谷川高架橋の鉄道写真を雑誌で見たのを思い出して、南側の線路脇の高台に上ってみました。
休憩がてら30分ほど待つと、上下線の普通電車が通過して行きました。
小さな石仏に見守られて旧国道と合流し、緩い上り坂を行くようになります。
福島大学の入口手前にはお地蔵様が立っていました。
石仏群もあります。
この辺りが若宮宿でしょう。
- 若宮から福島宿へ
-
若宮宿を通過し坂を上りきると国道4号線バイパスと交差します。歩行者は地下道で横断します。
バイパスの向こう側に出ると広い駐車場のあるドライブインがあります。旧道になってしまったためか寂しい感じです。
ここからは下り坂です。一本松というバス停がありますが、松はありません。そういえば二本松市にはその松はどこかにあるのだろうか。
下ったところが清水宿です。バス停の少し先の右カーブのところで左の道に入ります。
人家も途切れてバイパスの上を横切ります。
さらに古い街道はここを下りて行っていたようですが、今はほとんど跡形が無いようです。
なかなか雰囲気の良い街道です。
西側に見晴らしが開けてきます。新幹線が走るのも見えます。
徐々に下って行くと、左側の見晴台のところに明治天皇の碑もあります。
福島の市街地も見えるようになりました。
大きな馬頭尊があります。
最後の急坂を下るところに「舟繋ぎ石」なるものがあります。どうしてこんな山の上にあるのでしょうか。
旧国道に合流します。
市内に近づくにつれてクルマも混んで来ます。
単調な市街地を延々と歩いて、信夫橋まで来ました。橋のたもとには福島の説明板がありました。
(右の写真はクリックすれば拡大します)
さらに市内に入ります。
(左の写真はクリックすれば拡大します)
街道は駅前通との突き当たりで右へ行きます。さらにその先は左です。
街道はさらに右へ行きますが、今日はここまでとします。
福島発16:28の普通電車に乗って帰途につきます。
<平成21年3月>
Copyright (C) 2009 JA1KLB
|