塩の道・秋葉街道3

掛川市に入る

県道に出ると掛川市に入ります。この先は右へ入り、曲がりながら旧街道を辿ります。
塩の道塩の道

先ほどの笠川の支流を渡って、山のすそを行くようになりました。
塩の道塩の道

石仏と、小さなお宮のような秋葉燈が祀られています。
塩の道塩の道

自然石で出来た道しるべが石垣と一体になっています。「左掛川大阪道路ニ通ズ」と読めます。このあたりは茶畑の中に住宅が点在しています。
塩の道塩の道

その先には新しい秋葉燈と角のところに道しるべがありました。「右杉谷? 左掛川道」と彫り込んであるようです。
塩の道塩の道

さらに行くとまた県道に合流します。
塩の道塩の道
陣場峠

すぐ先の青田バス停のところから急な坂道が上っています。陣場峠への登りです。
傾斜地の住宅の中を過ぎると茶畑が広がっています。
塩の道塩の道

振り返ると徐々に見晴らしが良くなってきました。まもなく峠のようです。
塩の道塩の道

16時15分、陣場峠に着きました。結構上ってきましたが、標高は100mくらいのようです。 かって徳川家康公がここに陣地を設けて掛川城を攻めたことから峠の名が付けられたようです。
ここからは西側の茶畑の脇を下るのが本来の旧街道のようですが、薮で通りにくいようです。
塩の道塩の道

峠の北側には掛川市街が見渡せます。桜が5分咲きで、グループの人たちが花見会をやっていました。歩きやすい北側のハイキング道を下ることにします。
塩の道塩の道

階段状の道を一気に下ると5分で市民病院の前に出て来ました。
この先は掛川の市街地になるので、疲れたこともあり病院前に客待ちのタクシーがいたので、そこから掛川駅までタクシーの客となってしまいました。
塩の道塩の道
<平成18年4月>

参考資料:「塩の道ウオーキング」静岡新聞社刊


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