下田街道7(峠下から湯ヶ島へ)

4年前に下田から二本杉峠(旧天城峠)を越えてゆうゆうの森入口バス停(当時は大川端キャンプ場入口)まで歩きました。 今日はそこから修善寺まで歩きます。

峠下から道の駅まで

前夜は三島にホテルをとり、7:34発の伊豆箱根鉄道、さらに修善寺駅からは8:15発の東海バスで9時に「ゆうゆうの森入口」に着きます。 バスは5〜6人の乗客で出発しましたが、このバス停では私ともう一人(私とは逆に二本杉峠方面へ行ったようです)が下車するとバスは乗客無しで天城峠方向に向かっていきました。
修善寺修善寺

ゆうゆうの森入口から「踊り子歩道」と名の付いたハイキング道が分岐しているのでそこを下っていきます。 この遊歩道、階段状になっていたりするので本当は旧街道では無いかも知れませんが、国道を歩くよりもいいのでこれを行きます。
修善寺修善寺

少し行くと天城街道の説明板がありました。馬車が通らない街道だったらこれでも旧街道なのでしょう。
(右の写真はクリックすれば拡大します)
修善寺修善寺

足元は良く整備されており、石畳になっている所もあります。
修善寺修善寺

沢を渡るところは水も無く大きな石がゴロゴロしています。右上には先程バスで通ってきた国道(414号線)が見えます。
遊歩道から少し上に石垣が少しあるのだが、これが本当の旧街道の一部のような気がします。。。
修善寺修善寺

まもなく急な階段を下りて車道に合流します。
修善寺修善寺

遊歩道の案内板に従って左側の大きな広場の中を横切って進みます。
広場の奥から沢を大きく右に迂回するような廃道が確認出来ます。しかし入ってみましたが50mほどで行き止まり状態です。 遊歩道は急な階段を下りて沢を渡ります。
修善寺修善寺

少し行くと神社の前でまた階段で沢を渡ります。ここを右に行けばすぐに国道です。
修善寺修善寺

遊歩道を行くとゲートがあって道の駅に出ます。ここのゲートには通行者のカウンターと思われるものがあります。ソーラー発電を利用してカウントしているようです。
修善寺修善寺

ここは「道の駅・天城越え」です。昭和の森会館と言う博物館も併設されており、川端康成や井上靖の資料が展示されています。
道の駅の北端からの遊歩道は「浄連の滝」へ向かうようです。
修善寺修善寺

道の駅から湯ヶ島へ

街道歩きは遊歩道ではなく国道を行きますが、歩道が無いのでクルマに注意しながら行くことにします。
少し歩くと右斜めに入る旧街道がありました。
修善寺修善寺

舗装の林間の道を行きます。
修善寺修善寺

茅野集落の中を真っ直ぐに下った先の急カーブのところで右に下りるのが旧街道のようです。
修善寺修善寺

左から大きく迂回してきた国道を直角に横切ります。
修善寺修善寺

街道は又すぐ先で国道を横切ります。国道は大きくカーブを繰り返して行きますが、旧街道はほぼ真っ直ぐに国道を串刺しするように下っているのです。
修善寺修善寺

再度、国道を横切ります。
修善寺修善寺

急坂を下っていくと本谷川の支流の岩尾川を渡ります。
修善寺修善寺

本谷川の右岸を行くようになり、その先には砂防ダムがあり、階段を下りるとまもなく余市坂集落です。
修善寺修善寺

集落内で焚き火をしている方がいたので話をしながらしばし火にあたります。話では余市坂という坂道はもう少し上の国道の方だと言う。
集落を抜けるところでY字路になり、右に行って国道に合流します。
修善寺修善寺

ここからはしばらく国道を行きます。
湯ヶ島宿に入ったところで河津行きのバスとすれ違います。
修善寺修善寺

国道の脇に「湯道」とはっきり読める道しるべがあり、反対側には石仏が立っています。湯が島温泉はここから左に入ったところにあるのです。
修善寺修善寺

この先は国道と並行する裏道を行くことにします。
修善寺修善寺

大きな桜の木の先に旧家の表示が立てられています。
修善寺修善寺

前方に富士山が見えています。
旧下田街道の表示板も立てられていました。
修善寺修善寺

国道に突き当たりました。
時刻は11:30、すぐ先の橋の手前にコンビニがあったのでお昼を買い、長野川の傍らで昼食休憩にします。
修善寺修善寺

<平成22年1月>

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