今日は朝早くの長野新幹線で上田、さらにしなの鉄道で西上田駅には9時に降り立ちます。
- 西上田から坂城へ
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この駅は駅員ひとりの小さな駅です。先日、歩いたところ(駅から4〜5分)の街道からさらに善光寺方面への道筋を辿ります。この狭い道のところは半分が車庫や物置になってしまって歩行者専用になっています。通学路の旗が立っているので子供達もここを通るのでしょう。
すぐに国道18号に合流しますが、交通量が多いのに歩道が無いのです。国道の山側の傍らには石仏がありました。
よかった、国道を少し行くと右に別れて旧道に入ります。国道18号も結構歩道が無い部分があるので、歩くには危険な道です。旧道沿いには蔵造りの酒造工場がありました。
やがて急峻な崖の下の道になりますが、現在の道は千曲川寄りに移動しているようです。
草むらの向こうの崖下に石仏が立っているのが見えました。この断崖は岩鼻と呼ばれているようです。
その先で国道に合流し、崖を見上げるように行きます。国道を拡幅するときに相当、山を削ったのでしょう。防護網は付いていますが見上げると怖いくらいです。
まもなく右に入る旧道です。上田市を離れて坂城町に入りました。
「いちりづかばし」と書いてある標柱がありますので、かっては一里塚があったところなのしょう。
鼠宿跡の説明書きがありました。枡形や口止め番所もあったというが、その場所は良くわかりません。
国道へ合流すると向こう側に本陣(明治天皇小休所跡)の門が見えました。
(左の写真はクリックすると拡大します)
- 鼠宿〜坂木宿へ
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国道の狭い側溝蓋の上をしばらく行くと、また旧道は右に別れます。
石仏も所々に立っており、車もほとんど通らず歩くには良い道が続きます。
旧家の門構えもあります。小滝家邸宅跡と書いてありました。
しばらく行くとまた国道に出て、まもなく左に入るのだが国道の横断には注意が必要です。旧道入口には常夜灯が立っていました。
その旧道もまもなく、今度は国道を斜めに横断するような形になります。ここの横断には信号機がありました。
このあたりからは周囲も住宅が建て混んで来ますが、二十三夜塔・道祖神・庚申塔が並んで立っていました。
左側に小田切商店のあるところの十字路を左に曲がります。ここには街道の案内標識はありませんので、地図で判断するしかありません。
ここあたりが宿場の横町界隈でしょうか。時間は11時20分、ちょうど左側のトンカツ屋さんが準備中で開店10分前でしたが、少し早めに入店して食事とします。
<平成18年10月>
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