沼田街道再訪 米野宿から先の未踏破の部分を再訪して来ました。 米野宿〜六道の辻 米野宿の先、箱田入口バス停を左に入り旧街道を辿ります。 田んぼの部分は圃場整備で一部の旧道が失われているようであるが、ほぼ道がたどれます。 田んぼの西側のＹ字路の角に道しるべがあり、それには「北 持柏木沼田道　南 米野前橋道　西 村道」と記されています。 村道は舗装だが、北へ向かう街道は砂利道の農道です。 国道の新橋が近くに見えてきたところで左の急坂を上って行くと、国道バイパスで街道は分断されているが旧街道は先に続いています。 さらにその先で旧国道を斜めに横断します。街道の雰囲気が出てきます。 上ノ原集落に入って左からの車道と合流します。 左右に大きな庚申塔などの石仏を見ながら赤羽根集落に入ります。その先で道は突き当たりますが、よく見ると街道はその先に続いています。 街道を少し行くと右に上るのが古い道のように思えるがここはまっすぐです。すぐ先で車道に合流するが、その先は車道から左に入った木曽川の始点で旧街道は行き止まりとなります。 地形図から判断すると、ここから川沿いに遡る約２５０ｍは道が失われています。多分、この木曽川の改修工事で失われたのでしょう。 車道で回り道をしてその先に行ってみます。たぶんここに出てきていたのでは無いかと推測します。 街道はここから農道となったほぼ直進の道は「六道の辻」に達するのです。 ＜平成２０年１１月＞ 沼田街道１へ Copyright (C) 2009 JA1KLB