秩父往還・名栗

秩父往還の仁田山峠を越え、名栗に出てきました。 ここで、入間川沿いの往還を飯能方面に向かって逆行して行くことにしました。昼食後の12時30分のスタートです。

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※掲載地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を複製したものです。
(承認番号 平16総複、第659号)


名栗

鍛冶屋橋のバス停からすぐの所に右に入る小道があります。ここを川沿いに下りていきます。 まもなく橋があり、入間川の右岸に渡ります。
名栗名栗

山すそを周るように舗装の狭い坂道を上って行くと、見晴らしが良くなって、眼下にあずま屋や駐車場が見えます。 ここから右上のほうへ行けば日帰り温泉施設「さわらびの湯」や名栗湖(有馬ダム)があります。
名栗名栗

あずま屋のところを川沿いに下って行くと橋があるので渡って左岸に出ます。 その先にX字路があるので右に入ります。本当の旧街道はこの左から出てきていたような気がします。
さらに5〜6分で県道に合流します。
名栗名栗

県道沿いには古い洋風の名栗郵便局が保存されていました。しかし内部公開はされていないようです。
県道はこの郵便局前で左に入る狭い方が飯能県道で、新しく広い方が小沢峠を越えて青梅に向かう県道です。青梅県道を行ってすぐに入間川を渡ります。下流側には歩行者専用になった古いコンクリート橋もあります。
橋のすぐ先で右斜めに旧道があるので入ります。県道とほぼ平行に走っています。
名栗名栗

グランドの先で左に入ると県道の下ををくぐって河原に下りる道がありました。
ここあたりがかっての渡し場だったようです。
それにしてもこの街道は何回も川を渡ります。それだけ山が険しく川沿いに張り出しているために、それを避けるように渡河したのでしょう。
名栗名栗

少し下流に県の文化財に指定された大正時代の「名栗川橋」がありました。 説明書きによると明治時代にはこの下流に木橋があったようです。
またこの入間川は昔は名栗川と呼ばれていたみたいです。
名栗名栗

その名栗川橋を渡って左岸の県道に出ます。市場集落です。
少し歩いてゆくと、庚申様のそばに湧き水がありました。「庚申の水」と書いてあり、有料(クルマ1台に付き¥100と書いてある)のようです。湧き水は豊富みたいで数ヶ所から取水できるようです。
名栗名栗

この県道は名栗から飯能方面の主要道なのですが道はまだ未改良で幅が狭く、クルマも大型とのすれ違いは出来ないところが多くあり、歩道も無いところがあるので注意して歩かなければなりません。
名栗名栗

ここまで旧街道らしいところは残念ながら少ないところでした。
旧名栗村(現在は飯能市に合併)はこの小沢集落までで、この先は飯能の原市場に入ります。小沢バス停を13時50分通過です。
名栗名栗

原市場

山すそを抜けて久林集落に入ると、道路も一時的に広くなり、右に渓谷を見ながら景色は良いところです。
原市場原市場

茶内に入ると少しだけ古い民家が点在するが、歴史の道調査報告書によると、このあたりの旧街道はこの県道では無いとのことだが、それらしきところは発見できず、かなり消滅しているようである。
右の写真は入間川の右岸へ渡河する箇所かと想像できる。(石垣の左へ行くのが左岸を行く旧街道?か、民家の庭先で消えている)
いずれにしてもこのあたりで右岸と左岸を行く街道に分かれるのだ。
原市場原市場

県道に戻ってバス停のところから右に入り、唐竹橋を渡って右岸に移ります。 (左岸を行く街道は、また後の機会にします)
渡河してきた道はここで右に曲がって、その先の工場の手前の細道を入り、さらにクランク型に曲がって街道が続きます。
原市場原市場

山王峠越えの県道を横切ったあと、左角に石灯籠がある逆ト字路を左に入ります。 このあたりも新しい住宅が建て込んできています。
原市場原市場

しかし、ここからが雰囲気のある街道になります。2万五千分の1の地図にも載っていない道です。
右に神社を見、左は入間川を見ながら山すそを行きます。
原市場原市場

杉林を抜けると開けたところに出ます。その雰囲気の良い道も10分ほどで県道に合流です。
ここの入間川の反対側が原市場の中心街で、午前中に上った仁田山峠越えの始点と左岸を行く街道が通っているのです。
原市場原市場

県道に出てまたすぐに左へ入る道があり、これが上赤工地内のの旧道でしょう。 途中に小屋付きのお地蔵様もありますが、このあたりは住宅地の中です。
原市場原市場

赤工〜小瀬戸


※掲載地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を複製したものです。
(承認番号 平16総複、第659号)


また県道に合流しますが、右側の山すそにお宮があり、石灯籠や小さな滝もありました。
左側には大きな倉のある屋敷があります。
原市場原市場

小学校の先、左に分岐する角に石仏がありました。
その先あたりで、入間川左岸を通った道と合流しているはずなのだが、左の道がそうなのか。。。
原市場原市場

今度は県道を直角に横切ります。 それを行くと老木のたもとに石仏が倒れ掛かっています。
原市場原市場

住宅の点在する旧道をしばらく進みます。
原市場原市場

左に入間川を左岸に渡る扇橋があるのでこれを渡ります。かってはこの橋の100m上流を渡っていたようです。
また県道に合流しますが、旧道は左の細道のようですが、支流の中藤川には新しい一ノ瀬橋が出来ており旧道の橋はもうありません。一ノ瀬橋を渡れば小瀬戸集落です。
原市場原市場

ここで時間も17時となり、日も落ちかかって来たので本日の探索はここまでとし、バス停からバス客となって飯能に戻りました。
<平成17年1月>


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