北国街道２

北国街道２

三本松～牟礼宿: ※掲載地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の２万５千分の１地形図を複製したものです。
（承認番号　平18総複、第259号）

県道を少し下ったところのＹ字路を右に入ります。

四ツ屋集落の入り口の左側には一里塚がありました。しかし、標識が立っている側の方の塚はもうありませんでした。

さらに下っていくと牟礼の町並が見えてきました。県道は切通しになって勾配が緩和されていますが、旧街道はその右側を行ってから急坂で下ります。石仏もあり、雰囲気十分なところです。

坂を下りきるとＪＲ信越線のガードをくぐって左に曲がり、牟礼宿に入ります。ガードの手前を右に５００ｍくらい行ったところが牟礼駅のようです。（宿からは離れています）

牟礼宿もあまり古い街並みはありません。本陣跡などもどこなのかわかりませんでした。商店街を抜けると県道（旧国道１８号）は左に行きますが、旧街道は直進します。

宿の突き当たり（枡形）とすぐ手前にはお寺があります。門構えは２寺ともなかなかのものです。街道は左に曲がり十王坂にかかります。

まもなく旧国道に合流するがすぐにまた右に分岐します。

小玉集落に入ると「金附場跡」という標識が立っていました。ここはかっての物流の中継地点だったようです。またすぐ先に「武州・加州道中堺」の碑もあり、ここがちょうど加賀と江戸の中間地点のようです。

その先、旧街道は国道の築堤とＪＲ信越線に分断されているが、まもなく小玉坂越えの坂道になります。

坂道の途中から振り返ると牟礼盆地と国道バイパスが展望出来ます。
その先で道が２手に分かれており、自然歩道（野尻湖方面）の標識は右を指しており、少し迷う感じだが街道は方向から行って左である。北国街道を示した標識は無いのです。