- 野洲宿
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野洲にはかつてのなごりはほとんど無いが、説明板は建てられています。
(右の写真はクリックすれば拡大します)
宿内には朝鮮人街道の分岐があります。
朝鮮人街道は中山道の脇道であり、八幡・安土・彦根の街を通っている道です。そのためか朝鮮通信使が多く利用したという。
この辺りでは石仏が良く建屋に収められています。
その先には枡形(クランク曲がり)がありました。
僅かだが古い家もあります。
東海道本線の下をくぐります。
ここにもまとめられた石仏があります。
川幅の広い野洲川を渡ります。
南側を行くのは東海道本線です。
- 守山宿
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橋の先100mほどで守山市に入ります。
道が狭くなると守山宿です。
路面に案内表示が書いてあります。
みちしるべのある交差点です。「すぐいしべ・高野郷新善光寺道」と記されている。いしべとはすぐ南に位置する湖南市石部と思われます。
ここで16時を回りました。この善光寺道を700mほど行った守山駅の近くの宿に向かうことにします。
- 翌日
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さあ翌朝は5時に目が覚めました。ホテルは7時に出発します。
昨日の交差点から再び中山道を西に向かいます。大きな商家があります。その先には本陣跡の標識です。
右中山道・美濃路の道しるべが、左は読めません。
右に東門院を見て進みます。
街道沿いには古い家が点在しています。
久しぶりに一里塚がありました。今宿の一里塚です。反対側の北側の塚はありません。
(右の写真はクリックすれば拡大します)
宿は抜けるが家並みは続きます。
栗東市に入りました。栗東市は東西は短くて1Kmほどで草津市になります。
- 草津宿へ
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前方に見える高架は東海道本線です。
高架線の下(クルマの脇)から地下道で地上の線路をくぐって南側に抜けます。このあたりは線路により旧街道は消滅しているようです。
(街道の標識や案内はありません)
旧街道はこの辺りではほぼ真っ直ぐに進んでおり、道なりに行くとアーケードの商店街に入ります。
でもちゃんと街道の説明板が建っていました。
アーケード通りの先にトンネルがあります。この上は旧草津川で天井川(川が上を流れる)だったところです。(東海道線もトンネルで通過します)
現在の草津川はもっと西に移されて、ここは広大な公園化の工事が進行中です。
トンネルを抜けたところで南側から来る旧東海道と合流します。
すぐ先に本陣がきれいに保存されています。
<平成26年10月>
次は大津宿まで
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