鵜沼宿から岐阜へ 鵜沼宿 ここからはもう鵜沼宿の入口で、道はわずかにカーブしているが道なりにまっすぐです。 旧国道を横断します。この角に道しるべがあるらしいのだが見落としてしまいました。 石の常夜灯も立っています。そういえばずっと道が真っ直ぐなのでこの宿には枡形は無かったのだろうか。 国道２１号バイパスとの交差点には高札板が再現されています。このバイパスを横断します。 大安寺川の橋を渡って宿に入ります。柳の木の下には道しるべが立っています。 このあたりから古い町並みになっており見ごたえがあります。今日は祝日でありこの宿場町の文化財一斉公開イベントをやっていました。 観光客も来ており担当者が呼び込みや説明もやっています。貰ったチラシを見ると全部で１１箇所の公開です。 ２枚目の写真はかつての町屋で今は歴史民俗資料館になっています。 普段は見学できない一般の住宅も今日は公開しているようです。中に入ってみたいが今日は岐阜まで歩く予定なので外観だけを写真に収めます。 大きな建物は酒蔵会社です。 本陣・脇本陣とも明治の大地震で倒壊されたが、脇本陣は今年になって復元されて新しい展示館になったようです。 ３００ｍ程にわたって歴史の町並みが続いています。 さらに西進し、信号機のある十字路を越えると緩い坂道を上り、さらに直進します。 北側に大きな古墳があります。衣装塚古墳という名称になっています。 その先はしばらく行くと、国道２１号線と合流して一緒になります。 建物の間に大きな碑（石仏？）がありました。 新加納から岐阜へ入る ＪＲ高山線の上を越えます。歩行者は階段で上がります。この国道は車道は４車線なのだが、歩道が無いところもあるのです。 この辺りに一里塚跡があるとのことですが、発見できませんでした。 昭和食堂なんていうお店があります。昭和レトロなのでしょう。 岐阜まで１５Ｋｍの標識です。う〜む、まだ結構あります。 その先今度は名鉄各務原線をオーバークロスします。 陸橋の脇には三柿野駅があります。 この左側（南）には自衛隊の基地があるようです。飛行機の音も聞こえる各務原航空基地です。また左右には大きな工場もあります。 ４車線の国道から右に分岐して静かな旧道に入ります。 一里塚の標識がありました。 お地蔵さんを見て各務原市街に入ってきました。 大きな各務原市役所を右に見てその先、市の中心に大きな公園があったので少し休憩します。 街道はさらに真っ直ぐに西進して行きます。 車道は右にカーブするが、街道は直進します。ここは間の宿（正式な宿場ではない）の新加納です。でもあまり面影はありません。 立場跡の説明板だけがそれとわかります。 （右の写真はクリックすれば拡大します） 突き当たって右に行き、その先で左です。枡形（カギの手）ですね。 市街を抜けて行くと前方で東海北陸自動車道をくぐります。街道は名鉄電車と少し離れて併走します。 地図を見るとこのあたりで岐阜市に入るようですが、旧街道にはその標識はありません。 静かな住宅の町並みの中を行きます。 突き当たるので右に行きます。ここに道しるべがあります。左木曽路とあります。 切通という名の町です。銀行の前に「切通」の説明と中山道の標識、それに休憩ベンチがあります。疲れたのでここで少し休みます。 切通の町は宿場では無いが、結構な商家らしい家が並んでいます。 国道１５６号線を横断します。 細畑の町並みです。 細畑の一里塚です。小さめな塚ですが両側ともちゃんと整備されています。 （左の写真はクリックすれば拡大します） 地蔵菩薩の脇に背丈ほどの道しるべ。 高架の東海道線をくぐるとまもなく名鉄岐阜線の茶所駅わきの踏切を渡ります。 残念ながらここでカメラの電池が切れてしまいました。時刻も１６時を廻ったし疲れたので、この茶所駅から電車で岐阜市内のホテルに向かいます。 ＜平成２２年１１月＞ 次へ Copyright (C) 2010 JA1KLB