東海道の旅

東海道薩た峠

ＪＲ由比駅から富士山の眺めで有名な薩た峠まで上って来ました。（「薩た」のたの字は土偏に垂と書くのだがＰＣの辞書には無い）薩た峠は旧東海道の由比と興津間の峠で、峠からの富士山の眺めが良いので有名なところです。

薩た峠

＜由比＞

ＪＲ由比駅前の道は旧東海道。西へ向かってすぐ旧国道と合流するところに歩道橋があり、それを渡ったところが枡形で旧街道になっているようだ。
旧街道を西に向かうと、結構雰囲気のある町並みが続いている。小川を渡る橋なども欄干などが街道らしく造り替えてある。町並みが途切れると海の眺めがいい。

薩た峠
しばらく行くと右に登る坂道が分岐する。これが旧街道だ。急勾配だがコンクリート舗装されている。あたりはびわの果樹園で手に届くところにも実が付いているが、こんな急な傾斜地で収穫するには大変であろうと推察する。
上に上がるほど眺めがよくなって来る。

＜薩た峠＞
薩た峠は写真の十字路の右奥１０ｍ。その道を行くのは旧街道脇道であり、旧東海道中道・上道は左に回って観光駐車場を越えて海を見ながら山を巻いて行くようだ。
由比駅からここまで所要約１時間ちょっとだ。

写真は駐車場のちょっと先の展望台から撮った。ここあたりが良く写真で見るところだろうが、今日は残念ながら霞がかかって富士山は見えなかった。
高架が東名高速で下が国道１号線。見えにくいが山寄りには東海道本線が走る。

残念ながら本日は時間の関係でここまでで引き返す。

＜平成１６年５月＞

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