中山道・美濃路6

物見峠〜御嶽宿

物見峠を下って行くと「唄清水」という湧水がありました。
御嶽御嶽

県道に出たところには「一呑の清水」があり、屋根も付いた池のようになっています。池の中には石仏も立っていました。
御嶽御嶽

少し県道を行き、また左に入ります。少し入ったところには小さな屋根付き井戸(湧水?)もありました。
御嶽御嶽

「謡坂の一里塚」です。一時はくずされていたようですが、地元の有志によって復元されたようです。
御嶽御嶽

茶屋のような感じの無住の民家の軒先に、大きな絵が描かれていました。(広重の絵に似ています)
御嶽御嶽

「謡坂の石畳」を下ります。
御嶽御嶽

石畳の坂道を下ると、小さな橋を渡って県道に合流します。
耳の病気に御利益のあるという耳神社を右上に見て、また旧街道は右に入ります。
御嶽御嶽

西洞集落からは山道の遊歩道に入ります。
御嶽御嶽

すぐに草道の下りとなり、その先は「牛の鼻かけ坂」で急坂を下ります。牛が坂を上る時、牛の鼻が地面に突きそうになる急坂という意味だそうです。確かに急坂です。
御嶽御嶽

坂道はわずかですぐに開けた田園地帯に出ます。田んぼの道は区画整理で旧道の位置は変わっているようです。
御嶽御嶽

車道に出ると前方に町のような集落が見えています。広い道へ合流したらまたすぐに右へ入るのが旧街道です。
御嶽御嶽

その先も2回ほど曲がって国道21号線に出ます。青い道標があるのでそれに従います。ここで12時少し前、国道に出る手前の写真の右の自動販売機のところにベンチがあったので、大黒屋の女将さんに作ってもらったおにぎりで昼食です。
御嶽御嶽

国道の途中右側に「和泉式部の廟所」があります。歩道を歩いてしばらく行くと、左に入る道が旧街道です。石の道標も立っていました。
御嶽御嶽

御嶽宿に入りました。ここの街もけっこう古い町並みが残されています。
御嶽御嶽

商家や本陣もりっぱな造りの建物です。そのうちの大きな「商家竹屋」は無料で公開されていました。
御嶽御嶽

「中山道みたけ館」の2階には歴史資料が無料で公開展示されています。展示内容は豊富で見どころがあり、休憩にも最適です。
御嶽御嶽

宿の突き当りが名鉄の御嶽駅です。街道は右に曲がって次の伏見宿へ向かいますが、今回の街道歩きはここまで。
時間は今13時。折り返しの始発電車で帰途につきます。
尚、御嶽(みたけ)は昔の書き方で、今は町名・駅名とも御嵩になっているようです。
御嶽御嶽

帰りの電車

御嵩駅
御嵩駅から最寄り駅までの帰宅ルートは以下のとおりです。
御嵩13:13(名鉄広見線)→13:24新可児13:29(名鉄急行)→14:29金山14:45(東海道線)→15:31豊橋15:35(東海道線)→16:09浜松16:16(東海道線)→18:48熱海18:56(東海道線)→20:17戸塚20:24(湘南新宿ライン)→21:13池袋21:30(東上線急行)→22:31つきのわ

<平成17年5月>




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