中山道・美濃路5

細久手宿〜物見峠

今日は中山道歩きの3日目で、御嶽宿まで歩きます。旅館にはテレビが無いので昨晩は早く就寝したので6時前には目が覚めてしまいました。同業者の2名の人は今日は太田宿まで行くので7時に出発するとのことだが、私は御嶽宿までの12Kmほどなのでもう少しゆっくり出発します。
出発のとき大女将が写真のシャッターを押してくれました。
細久手細久手

宿の先に「くじ場跡」という標柱が建っていました。人足の順番を決めるためのくじを引いた場所とか。。。 さらに石室に保護された石仏の先で細い旧道に入ります。
細久手細久手

まもなく県道に出たところが平岩集落です。十字路の角に1軒の商店があり自動販売機もあり、その正面に石の道標がありました。県道を真っ直ぐに少し行ったところで左の山道に入ります。
細久手細久手

3体の石仏(秋葉坂三尊)が石室に入っていました。
細久手細久手

少し行くと「鴨之巣の一里塚」です。その先では道標に従って右へ曲がります。このあたりが瑞浪市と御嵩町の境界のようです。御嵩町へ入ります。
細久手細久手

石仏を見ながら坂道を下ると、津橋の集落が見えてきます。
御嶽御嶽

下る途中に屋敷跡の石垣があります。下りきると県道を横切って津橋の集落の中心ですが、商店も何も無い静かな農村集落です。
御嶽御嶽

変形十字路のバス停のところからまた山道に入ります。ここからバスに乗っても御嶽まで行けるようです。
御嶽御嶽

民家の軒先の眺めの良い道を行きます。細久手・御嶽間ではこのように石室に入った石仏を多く見ることが出来ます。
御嶽御嶽

石垣や井戸跡を見ながら、街道らしい登り坂を行きます。
御嶽御嶽

上りきったところは物見峠で、右上に「御殿場」という見晴台がありました。皇女「和宮」が江戸へ嫁ぐとき、ここに御殿が造られて休憩したそうです。峠には馬の水飲み場もあります。左側には「ケーキ工房」があり、時間があれば休憩にもいいかも知れません。時間はここで10時になりました。(左の写真はクリックすれば拡大します)
御殿場御殿場

<平成17年5月>


美濃路6(御嶽宿へ)


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