中山道・馬籠峠

旧中山道の妻籠から馬籠峠を目指して登ります。
昨夜は中津川に泊り、中央線の南木曽駅には8時過ぎに着き、バスで妻籠宿へは10分足らずです。朝早いのでまだ妻籠宿には観光客はいません、大変に静かです。

馬籠へ 妻籠宿内は昨日も歩いたので、今日は宿の中ほどから旧中山道を西へ向かいます。
国道脇の南側の観光駐車場脇から入る砂利道が旧道で馬籠峠に向かいます。

一旦車道に出てすぐに橋を渡るのだが、橋の手前の民家の庭先に大きな石の道標があり、ここは旧飯田街道との分岐部だ。
橋を渡ったらすぐ車道右側の民家の前を入るのが旧道のようだ。民家の家に入ってしまうのかと思われる紛らわしい感じだ。間違えて車道を行ってもまた合流するが。
旧道旧道

また車道と合流すれば大妻籠の集落。車道といっても別にバイパスがあるのでクルマはほとんど通らない。ここは戸数は少ないが大きな旧家が点在している集落だ。民宿や食堂もある。
大妻籠大妻籠

大妻籠の出口では県道のバイパス道路を横切り、石畳の旧道に入っていく。 杉林の中の石畳の急坂を過ぎると棚田のあるところへ出る。妻籠では散っていた桜がここでは満開である。
馬籠峠馬籠峠

しばらく行くと道が二手に分かれる。右が滝が見られる遊歩道で、左は旧中山道である。観光の場合は右へ行くのがいいが、今回は旧道を歩く旅なので迷わず左に入る。しかし、暗っぽい寂しい山道であり熊に注意の立て札や、ブリキ缶が吊るしてあって「これを叩いてから進んで下さい」などの注意書きもあり、足早に進みます。

まもなく車道に出て滝方面からの道に合流し、すぐにまた石畳のある旧道です。
途中には番所跡と立場茶屋(無人)が保存されており、雰囲気の良いところで一休みもいいでしょう。
馬籠峠馬籠峠

そこから2〜30分も歩けば標高800mの馬籠峠です。妻籠から休憩時間を入れなければ丁度2時間で到着です。 峠の茶屋があるのですが、営業していません。自動販売機も停止中でした。
峠の桜はまだつぼみの状態です。
馬籠峠

<平成16年4月>

馬籠宿へ


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