大津〜京都三条大橋 大津から山科へ 朝８時にホテルを出発します。 ホテル前の街道には普通電車が路面を走ります。これは京阪電車の京津線で京都と大津間のほぼ街道沿いを走り、短い区間だが路面を走る４両編成の普通電車は珍しい。 この辺りに本陣跡があるとのことだが気が付かずに通過します。 街道は国道になっているが結構な緩い坂道が続きます。 まもなく街道は国道１号線と合流します。 左に先程の京阪電車が並行してくるが、すぐ先でトンネルに入ってしまいます。 前方には上を走る名神高速道が見えてきました。 右手上には蝉丸神社があります。 高速道も電車もトンネルで逢坂山を越すが、街道は切通しで峠越えします。 峠の先から旧街道は国道としばし別れて静かになります。 ここにはうなぎ料理の店があって、うなぎの道路標識が立っています。また京阪電車の駅（大谷駅）もあるのです。 その先の旧道は国道に吸収されます。歩道橋で線路と国道を渡って国道の歩道に出ます。 国道１号線・京阪電車・名神高速道が並んで走ります。 山科の町が見えてきたら歩道橋の手前で左に別れます。 しばらくまっすぐな旧街道が続きます。 左へ別れるのは宇治街道です。 正面の国道で街道は分断されるので、その先は歩道橋を渡って進んでいきます。 山科に入る この辺りから京都市山科区に入りました。ここまでは大津市なのです。 塀をくり抜くように石仏が収められています。 右に地蔵尊があり、ベンチがあるのでしばし休憩します。 山科駅前を通過します。ついでにそばのデパートでトイレ休憩します。 みちしるべがあるが文字は良く読めません。 交通量の多い府道に合流します。 ＪＲのガードをくぐると左に新しい門のある長細い公園があるが、これは京阪電車の廃線跡です。ここは踏切だったところでしょう。 その先で街道の小さい矢印があるのでその道に入ります。 狭い住宅街の中を行きます。 峠越えの狭い上り坂になります。 こんな山の上なのに新しい住宅が建てられています。。 まもなく先程の府道に合流します。 府道との合流点には牛車の石像とかつての京都市電の敷石がモニュメントになっています。 かつてはここを京阪電車が走っていたのが、地下鉄がトンネルで新設されて廃止になったのです。 京都市内へ入る 峠を過ぎて浄水場と地下鉄の蹴上駅の入口を過ぎると国道は左にカーブします。 京都市内に入りました。 かつて何年か前まではこの道路を京阪電車が走っていたところです。 時刻は１２時２０分、三条大橋に着きました。結構な観光客がいます。 三条大橋から下流側を見た鴨川の風景です。 ３日間のウオーキングはちょっと疲れました。 あとはどこも観光しないで地下鉄の駅まで歩き、京都駅からは早めの新幹線で帰りました。 ＜平成２６年１０月＞ 熊谷に戻る Copyright (C) 2014 JA1KLB