大桑〜倉本
大桑〜倉本

昨日は藪原から福島宿までを歩きました。今日は中央線に乗って大桑駅まで行き、そこから福島宿に向かって歩きます。進行方向を逆にしたのは今日もこの福島に宿泊するために帰りの電車待ちを無くすためである。 そう大桑付近には宿泊できるホテルが無いのも一つの理由です。

ホテルから木曽福島駅までは徒歩15分ほどです。
木曽路木曽路

木曽福島駅から朝一番のワンマン電車に乗って23分、6:57に大桑駅に着きました。
昨日の夜は雷雨があったのだが、今日は良い天気になりそうです。
木曽路木曽路

誰もいない駅前通りを100m行けば旧中山道です。ここは大桑村、すぐ近くに役場や郵便局があるので村の中心でしょうが、学校は離れているようです。
木曽路木曽路

その十字路から左に行って旧中山道を辿ります。100mほど行った橋の先のY字路を右に行きます。実はこのY字路、最初は左に行ってしまいました。そちらのほうが宿場の町並みの雰囲気があったからです。江戸時代初期にはそれが街道だったようだが、その先の木曽川の洪水が多くあり、ここは山越えに変更になったようです。でもすぐに気がついて街道に戻りました。
木曽路木曽路

坂道を登りきったところでT字路です。ここが峠?みたいで左へ行けば下り坂になります。
新しい道標も立っています。
木曽路木曽路

峠道なのだが沿道周辺にはずっと民家が点在しています。
2体の石仏が並んでいるが、何の石仏なのか文字は読めません。
木曽路木曽路

大島集落を通過します。
木曽路木曽路

橋を渡って橋場集落とIHIの工場を見ながら、また登り坂になると見晴らしが良くなります。特急しなの号が名古屋方面へ向かって去って行くのが見えます。
木曽路木曽路

坂道を下って踏切を渡ればまもなく須原宿です。
木曽路木曽路

「水舟の里」と書かれたあんどんが立っています。
木曽路木曽路

須原宿

車道はまっすぐ行って宿場に入るのだが、旧街道はここを左です。
木曽路木曽路

少し行った先で右に入ります。枡形になっています。ここは坂道になっていて中央に水路がある狭い道です。水路は深いので柵がしてあります。
木曽路木曽路

すぐに先ほどの車道に出るので左に行きます。
木曽路木曽路

良い雰囲気を残す古い町並みがあります。
山からの湧水を引いた水舟が軒先にあります。
木曽路木曽路

本陣跡には碑が建てられています。
その先、左下に分岐する細い道の階段が街道です。
木曽路木曽路

細い街道になります。
木曽路木曽路

まもなく国道に合流するが、須原駅への道を分けてすぐに旧道が右に別れています。
木曽路木曽路

民家の脇を過ぎると両脇に草が生い茂る道になるが、路面は舗装されています。かつては国道の旧道だったのでしょう。
木曽路木曽路

ここで国道に合流します。
木曽路木曽路

しばらくは国道の歩道を行きます。このあたりの街道は消失しているようです。
木曽路木曽路


須原〜倉本

しばらく国道を行くと左に道が分岐しています。標識は無いのだがこれが旧街道でしょう。
木曽路木曽路

何の変哲もない農道みたいな街道ですが、また国道に出ます。街道は国道とJRの線路を横断して山側に行っていたようだが、今は通れないようです。
木曽路木曽路

国道を少し行くと小さな橋を渡り上松町に入ります。
木曽路木曽路

この付近から左下に街道が分岐しているようなのだが、入る道がわからずに国道を行きます。
木曽路木曽路

ここがその街道の合流点です。逆行してみたいのだが今日は距離が長いので先を急ぎます。
木曽路木曽路

国道パーキングの脇に一里塚跡の碑があります。
その先の右側に線路横断禁止の標識があり、かつての街道はここから山の中腹を行っていたようだが通れないようです。
木曽路木曽路

国道を行って、大沢橋を渡ったところで右に行って迂回します。
その先で左へ上る道が街道です。街道はこの右付近で沢を渡っていたようです。
木曽路木曽路

50mほど草の坂道を登れば倉本集落です。
木曽路木曽路

石灯籠や石仏があります。
木曽路木曽路

古い家もあります。
木曽路木曽路

左下に倉本駅のホームが見えてきました。
かつてはこのT字路右に行って倉本駅の北あたりを行っていたみたいですが、今は通れません。
木曽路木曽路

駅の入口を通って国道に出ます。
木曽路木曽路

<平成27年5月>

次は倉本から上松宿へ


Copyright (C) 2015 JA1KLB
inserted by FC2 system