東海道・金谷
金谷〜菊川宿

旧東海道の難所のひとつ、金谷から西に向けて掛川まで歩いてみました。
JR東海道線の金谷駅には10時半に着きました。金谷駅の西側はすぐに丘陵地帯になっており、鉄道はすぐにトンネルに入るのだが、街道はその丘陵を登るのです。ここから掛川まで歩くのです。

金谷駅を10時40分にスタートです。駅には南口はありませんので北口に出てから東側のガードをくぐって、南側の旧街道に入ります。案内標識も完備されています。ガードのところに「一里塚跡」の標識がありました。 街道は上り坂になって、右へ「中山新道(明治時代の有料道路)」を分け、さらに国道473号線を横切ると、石畳の道になります。
金谷金谷

石畳は平成になってから整備されたようで、綺麗すぎるほどに整っています。
坂の途中には「すべらず地蔵尊」があり、受験生の絵馬がたくさん奉納されています。
金谷金谷

400mほど行けば台地の上に出て県道に出るのですが、出る少し手前には左側に旧道らしい道もありました。道なりに進みます。
金谷金谷

ここは牧の原台地で標高は200mほどで、左側には茶畑が広がっています。500mほど行くと交差点の正面に「菊川坂の石畳」の入口が見えてきます。あずま屋もあります。ここからは下り坂になります。
金谷金谷

この菊川坂の石畳も地元の人達の手により、きれいに整った石畳になっています。先ほどの金谷坂に比べて周囲が明るく、眺めもいい下りです。
金谷金谷


菊川宿

トンネルを出てきた国道1号線が近くに見えてくると、古いままの江戸時代の石畳になり、まもなく菊川宿です。
菊川菊川

菊川宿はそれほど古い家並みは残っていませんが、建物の壁全体に宿の説明図が大きく描かれていました。
菊川は集落内を流れる菊川の源流地域ですが、ここは金谷町なのです。下流側には菊川町があるのです。 この後はさらに、中山の台地越えです。
菊川菊川
<平成16年12月>

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