御嵩宿〜伏見宿

御嵩から伏見宿へ

今回は御嵩宿から先を西に向かい、赤坂宿まで3日間で歩きます。
1日目の今日は朝7時に自宅を出発、新幹線と名鉄を乗り継いで12時半前に御嵩駅に着きました。 ここは名鉄広見線の終着駅で、駅前を旧中山道が通過しています。前回(5年前)はここまで歩いて帰途につきました。 その時は駅には駅員がいたと思いましたが、今は駅員無配置駅になっていました。でもその駅舎には観光協会が入っているようです。
伏見伏見

12時半、街道歩行を開始します。宿内の道はクランク型に曲がって西進して行きます。
伏見伏見

もうこの辺りには古い町並みは残っていません。両側はごく普通の住宅街です。
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右に石の常夜灯を見てからまもなく国道21号線に合流します。
そういえば先日テレビのニュースで見ましたが、この御嵩町付近では地面にぽっかりと大きな穴が空くことがあるようです。そうこの辺の地下には戦時中に掘られた亜炭鉱の穴があるようなのです。
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国道沿いに「鬼の首塚」があります。町指定の文化財になっているようです。
(右の写真はクリックすれば拡大します)
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国道には「直進が岐阜・美濃加茂」の表示が出ています。現在の中山道は国道21号線なのです。
少し先で右に入る道が旧中山道でしょう。
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手作りの中山道の標識が立てられています。ありがたいです。
すぐにまた国道に合流します。
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可児川沿いの国道を少し行った先で旧街道は右斜め方向に入ります。このように斜めに入る道が旧道発見のパターンです。
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そこには一里塚の標識があります。この小さな塚がその名残なのでしょうか。
その先で東海自動車道をくぐります。
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街道らしい道になってきますが、「イノシシ注意」の看板が立っています。どこの地域でもこのような野生動物には困っているようです。
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十字路に出て直進の方が旧街道の雰囲気があるのですが、そうではなくてここは左です。
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再び国道に合流します。そこには石の道標があります。この道標は大きくて1m以上の高さがあるが文字もしっかりしていて比較的新しいようです。
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また国道に出て信号の少し先で右斜めに入ります。
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ここにはちゃんとした中山道の標識が立っています。旧道は少しだが田んぼの中を進みます。
ここの途中では名鉄線の廃線跡があるはずなのだが気が付かず、後で帰宅してから地図を見て気が付きました。
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多分、田んぼの中で撮った下の写真がその線路が通っていたところかと思います。これは名鉄広見線の明智駅と八百津駅間を走っていましたが平成13年に廃線になっています。
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国道に合流して坂道を上ればすぐに伏見宿です。
公民館の前に「本陣跡」の標識があります。
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この宿場には新しい休憩所とトイレが整備されています。
古いものは2〜3軒の旧家が残っています。
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Sカーブで宿を抜けたところに大きな石碑があります。文字は何と書いてあるのか昔文字なので読めません。
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まもなく左からの新しい国道バイパスと合流して可児市に入ります。国道21号御嵩バイパスはごく最近になって全開通したようです。
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<平成22年11月>

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