- 西条宿
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再度、西条駅に降り立つ。駅前通りの突き当りが善光寺街道だ。
今日はここからさらに北に向かって稲荷山宿まで歩く予定なのだ。旧道に入ればわずかではあるが宿場の面影を見ることが出来る。ここも間の宿だったと言う。
朝の8時であるが、国道バイパスが出来ているのでクルマの通りも少ない。
- 青柳宿(坂北村)
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宿を過ぎてしばらく行き、坂北村に入ってたら踏み切りを渡って行く道が旧街道だ。重厚な酒屋や役場・JAなどのあるところは坂北村の中心で、ここを抜けたところに青柳宿の案内図が立っている。坂北駅にも近いところだ。
そこからもう少しで青柳宿だ。ここも坂道にある宿で古い家が両側に並んでいる。
青柳本陣も保存されている。
道路わきの石で組んだ水場も1軒ごとに造られている。
宿を出るとすぐに小さな峠で切通しになっている。これは街道時代からの切通しであり、もう1ヶ所にも岩の切通しがある。現在でもかっての状態が保たれている。
そのすぐ先では長野自動車道をくぐり、緩い坂道を下って行きます。
田園地帯を通り過ぎれば踏み切りを渡って国道に合流する。この国道403号は交通量が多く、歩道も無いのでちょっと歩くのに注意が必要だ。
- 麻績宿へ
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大型車の通行の多い国道を1Kmほど行くと左に上る遊歩道状の道があり、これが旧街道だ。自然歩道の案内もある。
途中、駒が石とかのいわれのあるところをほぼ道なりに行けば、県道に合流して麻績宿に入る。
この宿も古い町並みは残り少ないが、本陣の門構えや数軒の旅籠屋は残されている。
※掲載地図は「国土地理院発行の2万5千分の1地形図(信濃西条)平成14年6月1日発行」より転載。
<平成16年10月>
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