名古屋まで各駅停車の旅
2007春

<プロローグ>
30年ほど前に(古いなあ)下関まで3日半かけての各駅停車旅行をしました。その旅の再訪として、今回は飯田・名古屋・京都経由ですが、3日間の計画を立ててみました。 その第一日目は飯田線経由で名古屋までの旅です。(2日目は米子泊まりの予定)



武蔵嵐山
06:54
 ↓ 東武東上線
07:01
小川町
07:10
 ↓ 八高線
07:40
高麗川
07:50
 ↓ 八高線
08:37
八王子
08:37
 ↓ 中央線
08:45
高尾
08:46
 ↓ 中央本線
10:24
甲府
10:56
 ↓ 中央本線
12:24
岡谷
12:29
 ↓ 飯田線
18:31
豊橋
18:34
 ↓ 東海道本線
19:28
名古屋

<出発〜中央本線>
実は当日朝、武蔵嵐山発06:20に乗る予定が遅れて間に合わず、06:45に乗ることになってしまったのだ。 このままで行くと、飯田線の予定の列車には間に合わなくなり、本日宿泊地の名古屋には夜遅くになってしまう可能性がある。そこで中央線では途中から「あずさ号」に乗り換えて予定の普通列車を追いかけて行くことにしたのです。

東上線から小川町で八高線に乗り換えます。写真は乗り換え時間に駅前に出てみたのですが、通勤時間帯とあって送迎のクルマが次から次へとやって来て利用者を下ろして行きます。
高麗川までは八高線の気動車。乗り換えは地下道をくぐって1番線の八王子行き電車に乗り換えます。
八高線も八王子口の通勤時間帯は結構混雑しますが、定刻に八王子に着きます。跨線橋を渡って中央線の下りホームに降りると、前の電車がわずかに遅れており、それにぎりぎりで乗り込みました。(駆け込み乗車でした) すると高尾駅ではすぐに小淵沢行きの電車に接続出来たのです。
これでこのままこの列車で行けば甲府または小淵沢駅で予定の電車に間に合います。儲かったという気分です。
勝沼ぶどう郷駅付近では甲府盆地と南アルプスの展望を期待したが、天候の割には霞んでいて残念。 山梨市では特急あずさに追い越されます。
小淵沢までこのまま行ってもいいのだが、甲府で下車して30分の間に早くもうどんで昼食とします。
次の予定通りの列車、長野行きに乗車します。


上諏訪駅では後続のあずさを先に通します。この駅には以前からホームに温泉風呂があったが、今は足湯に変更されているようです。乗車券を持っていれば誰でも利用出来るのです。
ここで、そのあずさ号が8分遅れているとの案内があり、この普通列車も遅れて発車となり、岡谷での飯田線の接続を心配したが、ちゃんと接続しました。

<岡谷〜飯田線>
岡谷から乗り換えの飯田線豊橋行きの2両編成はすぐに発車します。 空いているし、ボックスタイプの座席だから足を伸ばせます。
伊奈市を過ぎたあたりから雨が降り始め、雷の音も聞こえます。天気予報通りです。 途中駅で発車時刻なのに交換でもないのに信号機が青にならず、ちょっと不安になりますが、まもなく動き出しました。 車掌の放送によると、雷の影響で踏切障害が発生したからとのことでした。
飯田や天竜峡駅では少し停車時間があります。 雨は上がりかけていました。


飯田線は天竜川沿いの深い山の中を走っていきます。 秘境駅と言って、まわりに人家も見えない駅がいくつかあり、乗降客が無くても停車しながら行きます。 そのうちの小和田駅は雅子様ご成婚の時は賑わった駅であるが、今は静かです。



中部天竜駅には「佐久間レールパーク」があり、古い車両などの展示がされています。 この駅での停車時間が長ければ見学できるのだが。


飯田線には1日に2往復の特急が豊橋・飯田間に走っており、新城駅ではその特急に抜かれます。このあたりからは立ち席の人も出てきました。
豊橋には定刻に到着、3分待ちで東海道線の快速に接続し、名古屋駅には19:28着。いつもの駅前のビジネスホテルが撮れなかったのでせが、その近くのホテルにチェックインします。

(平成19年5月)

その次へ続く


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