最近になって嵐山町杉山地区にある杉山城跡が整備されています。
ここは標高100mほどの小高い丘の上にあります。
この杉山城は戦国時代に築城された山城です。山の形状を巧みに利用して造られており、現在も土塁や空堀は大変良く残されています。
現在は私有地であるが県文化財に指定されている。
- 城跡への上り口
-
西側から見る杉山城跡の丘です。麓から見ると標高差は50mくらいでしょう。
上り口は玉ノ岡中学校と積善寺の間にあり、まず積善寺の参道を上っていきます。道路脇に案内標識も立てられています。
積善寺境内前の石仏群があるところから右の急坂を上ります。すぐに平らな広場に出ます。ここで始めて良く城跡が見えるようになります。
- 城跡の状況
-
広場から丘の頂上を目指すように上っていくと、各所に説明板が立ててあります。
外郭から木橋を渡って3の郭と2の郭を通り、さらに空堀を越えれば本郭の頂上になり、お宮と石碑が建てられています。
西側へ回ると郭と空堀が長く続き、井戸の跡もある。こんな山の上なのに今でも水が湧いているのです。
<平成20年1月>
Copyright (C) 2008 JA1KLB
|