●埼玉県●
<西武山口線の廃線跡>・・・昭和59年廃止
新交通システム
かって西武遊園地前からユネスコ村(山口貯水池)までおとぎ電車と呼ばれた列車が走っていた。最後の頃はSL列車も運行されていたのである。今はその一部を利用して西武遊園地駅から西武球場前まで新交通システムが走っている。

新交通になったところは面影は無いが、西武球場の南側から終点までは廃線跡として見ることが出来る。
山口線
山口線
今も平行している道路の遊歩道を西に向かって行くと、西武球場の裏を過ぎてまもなくすると右に雑木林があるが、この中に消えてゆくのが廃線跡。その先は県道を渡る橋があったのだが、その形跡は無い。

山口線 回り道をして信号の交差点を渡り、保存された藁葺き屋根の門の裏へ回るとまもなく、そこから歩行できる廃線跡が出てくる。

山口線 廃線跡は砂利道の遊歩道である。途中、切通しだったところは埋め戻されているが終点まで忠実に跡をたどることが出来る。 終点のユネスコ村駅の面影はまったく無く、遊園地の中になっている。
終点付近

(平成16年4月)
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