●長野県●
<上田交通真田傍陽線の廃線跡>・・・昭和47年廃止
長野県上田市の南方には、現在、上田交通の上田−別所温泉間に電車が運行されているが、かっては北側にも電車が運行されていたのである。

・今も残る傍陽駅(残念ながら最近解体された)
傍陽駅舎傍陽駅ホーム側
傍陽(そえひ)駅は傍陽線の終着駅。駅舎は傷んではいるが今もほぼ完全な形で残っているのが不思議なくらいである。貨物スペースと思われる広い空き地もある。 しかし、線路敷きは殆どが宅地や道路化され、特定するのは困難となってしまっている。 つい最近まではこの駅舎がバスの待合所になっていたようであるが、現在バス停は県道へ移動している。

・真田駅ホーム跡
真田駅ホーム跡
真田駅は真田線の終着駅。最近まではホーム上に駅舎が残っていたようであるが今は無い。しかし駅前はロータリーやタクシーの営業所などの建物はそのままで、かっての雰囲気は十分に残している。 現在の線路跡は国道144号線になっており、クルマで通行する殆どの人はかっては鉄道があったことはわからないで通りすぎている。
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