函館からの帰りにＪＲ海峡線はもう何回も乗っているので、今回は下北半島経由（函館−大間フェリー経由）で行ってみた。途中にある大間鉄道の未成線跡も楽しみだし。。ところがフェリーから大畑行きのバスに乗り換えて、大畑駅に着いたところ、どうも駅の様子が変なのです。 そう、駅の窓口に列車の切符売場が無いのです。 バスの窓口に聞くと、むつ方面はすぐに発車のむつバスセンター行きのバスに乗ってくれとのこと。大畑線が廃止になったのは知らなかった！！。
代行バスは同じ会社の下北交通バスである。さらにむつバスセンターでバスを乗り換えてＪＲ大湊線の下北駅に到着したのである。
確かに線路を見ると、線路が赤錆びているのだ。
それで、持っていたコンパス時刻表を見ると大畑線のダイヤが記載されていないのだ。う〜む、いつ廃止になったのか聞く間もなかった。線路も駅舎もそのままだし、おまけに駅表示もそのままになっているのだから。
しかし、踏切は線路上に柵ができており、道路部分は舗装され、廃止になった旨の立て札が立てられていた。しかし、このような廃止直後の状態ではまだ廃線跡とは言えないかも知れません。
この大畑線はかっては国鉄線であり、青森からの直通列車も走っていたが、昭和６０年に下北交通に移管された。本州最北端の鉄道に乗りたかったが。。。後でわかったのだが、１ヶ月前の３月３１日が最後だったのだ。
（Ａ．Ｋａｎｅｋｏ ２００１／０５）