＜太平洋セメント専用線の廃線跡＞・・・平成１１年９月廃止
ＪＲ高麗川駅から北東に太平洋セメント（旧日本セメント）工場までの貨物線も廃止になってしまい、同時に八高線の貨物列車も廃止されてしまった。
かっては石灰石輸送とセメント製品出荷に頻繁に利用されていたが、石灰石原料輸送は武甲山からの地下方式のベルトコンベヤー完成により廃止、さらに製品出荷の減少はトラック輸送に変わってしまったのである。
線路はまだそのまま残されており、踏切の遮断機は取り外されたが、警報機は黒いカバーが架けられている。
道路面には踏切のマークも残っており、まだ一時停止をするクルマも多い。（法規上はまだ踏切なので一時停止が原則のようである）
（平成１２年２月）