●岐阜県●
<北恵那鉄道>
・・・昭和53年廃止

北恵那鉄道は中津川−下付知間が大正13年に開通した。しかし、昭和40年頃からは貨物・旅客とも不振となり、昭和53年に廃止になってしまった。
現在、廃線跡はおおむね残っているが、駅舎は残っているものは無い。
JR中津川駅の裏から始まる廃線跡は鉄橋を2つ渡って行くが、木曽川を渡る大きな鉄橋も良く残っている。木曽川を渡って最初の駅は「恵那峡口」。船着場のすぐ上だった。旧船着場には茶店が廃屋になって残っている。
一つ目の鉄橋 木曽川鉄橋

旧恵那峡口駅付近は舗装道路になり跡形は無い。クルマで進むとまもなく森の中で行き止まり、その先にまた鉄橋が現れる。
恵那峡口の先 3つ目の鉄橋

農道になったところは枕木を置いたままのため、ところどころで枕木が地面に見えている。 途中駅のホームが残っている所があるが、終点の駅舎は最近になって無くなったらしく、場所が特定できなかった。
廃線跡の農道 田瀬駅跡

(平成15年5月)
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