●福井県●
<北陸本線 敦賀−今庄の旧線>・・・昭和37年廃止


北陸線の敦賀−今庄間は昭和37年に新北陸トンネルの開通により廃止された。
旧線跡はほとんどが道路として利用されており、一部は拡幅されて国道になっている。
旧線は北陸トンネルの手前から別れて、現在は国道になった道路を峠に向かう。国道部分の短い2つのトンネルは 今庄方向の一方通行で使われていたようだが現在国道改良工事中だ。しばらく行くと葉原で国道と別れ敦賀市道になるが、交通量もほとんど無い走りやすい道が続く。いくつかあるトンネルはそのままなので狭いため長いトンネルは信号機をつけてあり交互一方通行になっている。
峠のトンネルを出たところが山中信号所のあったところでスイッチバックの跡が残っており、落石覆いもそのままの状態で残っている。 ここからは今庄に向かって下りとなり、途中の大桐集落の先には旧大桐駅跡の記念碑が建っている。
(右の写真は大桐付近の築堤カーブ)


敦賀寄りの国道476号線のトンネルと新保駅跡。
旧北陸線跡 旧北陸線跡

葉原の築堤カーブとトンネル。
旧北陸線跡 旧北陸線跡

トンネルの連続する廃線跡とスイッチバックの山中信号所跡。
旧北陸線跡 旧北陸線跡

山中信号所の引き上げ線の落石除けと大桐駅跡。
旧北陸線跡 旧北陸線跡

(平成15年9月)
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