- ●埼玉県●
<西武安比奈線の廃線跡>・・・昭和42年廃止
- 西武新宿線の南大塚駅から入間川の河川敷に向かって北西方向に延びる砂利輸送の貨物廃線跡。
ほとんどの線路と架線柱や架線も残っており、30年の年月で枕木はほとんど朽ちているが、廃線跡の雰囲気は結構なものである。
下の写真は南大塚駅を出たところ。その先まもなくカーブして国道16号線を渡る。
民家の間を抜けると小川を渡る鉄橋がある。歩行は出来ないので大きく迂回しなければならない。
危険な鉄橋などは立ち入り禁止になっているが、安全なところは住民の生活道路になっているようだ。
ここらが一番雰囲気の良いところ。定期的に草刈りなどが行われているのか、歩きやすい。
県道を横切ると小川を渡り、河川敷に入ってゆく。架線はこの付近で無くなっているが、架線柱は続いている。
まもなく八瀬大橋の取り付け道路に突き当たって途切れるが、橋の下を迂回して向こう側に回るとさらに廃線は続いている。
さらに水道管の橋をくぐって操車場跡に入るのだが、線路は雑草に埋もれてところどころしか見ることは出来ない。
架線柱は残っているので、それを目安に行くが、八瀬大橋から1Kmくらいで線路は終わっているようだ。
(平成16年3月)