●千葉県●
<九十九里鉄道の廃線跡>・・・昭和36年廃止
九十九里鉄道は現在のJR東金駅と九十九里浜の片貝を結んでいた8.6Kmのキドーと呼ばれていた軽便鉄道だった。
東金市内はすでに区画整理されており、廃線跡はあまり特定できないが、東金バイパスの先から川までは軌道敷が水路に変貌している。廃線跡を水路に利用しているのはめずらしいような気がする。魚がたくさんいるが水は汚れている。
この線で唯一の遺物はこの先の田圃の中に残る小さな橋台くらいだ。
東金市内橋台

この先の廃線跡はガス会社のパイプラインが埋めてあるようで、草地や農道になって続いている。
片貝町に入るときれいなレンガ敷きの遊歩道に変わり、終点の旧駅であるバスの駐車場で終わる。
九十九里廃線跡遊歩道
(平成12年5月)
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