青春18きっぷの旅(日帰り編その2)
2012夏

<プロローグ>
青春18きっぷの2人分が手に入ったので久しぶりに普通列車乗り継ぎの日帰り旅をしてきました。 今回は中央線から小海線を回り、軽井沢から横軽バス、信越線・八高線で帰ってくる周遊コースです。


つきのわ
08:13
 ↓ 東武東上線
08:48
川越
08:52
 ↓ 川越線(八高線)
10:02
八王子
10:10
 ↓ 中央線快速
10:18
高尾
10:28
 ↓ 中央本線
13:06
小淵沢
13:14
 ↓ 小海線
15:33
小諸
15:44
 ↓ しなの鉄道
16:08
軽井沢
16:20
 ↓ JRバス
16:54
横川
17:12
 ↓ 信越本線
17:45
高崎
18:04
 ↓ 八高線
19:07
小川町
19:20
 ↓ 東上線
19:29
つきのわ

<青春18きっぷ>
今回のこの青春18きっぷは5日間または5人分が1日全国JR線普通列車乗り放題の切符である。かつては1枚1枚切り離して使う方式の切符だったが、現在は1枚になっていて日付印により当日有効になる。 この切符の利用時期は春・夏・冬の学生の休暇期間限定となっているので、青春という名が付いているのでしょう。


<川越駅205系>
東武東上線に乗って川越駅。川越からは八高線直通の八王子行きに乗車します。この車両は以前には山手線で走っていた車両だ。顔が違うが転属の時に川越八高線専用に改造してあるのだ。 八高線はかつての小生の通勤線だったから懐かしい気がする。
この電車は八高線直通なのはいいのだが、途中の高麗川駅では八高線のダイヤと合わせるために10分も停車する。運転間隔が川越線は20分、八高線が30分間隔なのだ。


<高尾駅115系>
八王子駅での乗り換え時間は8分。早速、改札口脇の駅弁屋で駅弁を買ってから中央線快速に乗ります。
高尾駅始発の115系車両(小淵沢行き)はボックス席が楽々と確保出来ました。まわりの乗客を見ると我らと同じように最後の18切符を使う人も結構いそうです。


<駅弁>
発車して早速1駅目の相模湖駅では八王子を24分後に出た「特急スーパーあずさ」に追い抜かれるため10分ほど停車します。
まもなく時刻は11時、目の前にある駅弁はどうしても早く食べたくなります。もう缶ビールと一緒に戴くことにします。 最近は駅ホームでの立ち売りは無くなったが、駅弁屋には結構な種類の品があり選ぶのに困るくらいだ。


<日野春駅>
笹子トンネルを通過すればまもなく左側には甲府盆地が見えてくる。 塩山駅でも「特急かいじ」を先に通して、ゆっくり進んでいきます。
南アルプスが見える日野春駅では3回目の特急通過待ち。特急は同じホームを通過するので写真を撮ってみました。 また中央線の車窓からは山の風景とスイッチバック駅の跡や廃線跡も見られるので楽しみも多い線である。


<ハイブリッド車>
小淵沢駅に着きました。ここからは小海線に乗り換えです。既に小海線ホームには2両編成のハイブリッドトレインが停車しています。これはジーゼルエンジンとバッテリー・モーターを組み合わせた気動車のハイブリッド車なのだ。 現在では普通車としてはこの小海線にテスト的に1編成だけ運行されているのです。確かに乗ってみて発車時のエンジン音がしないので静かです。次世代には電化区間では架線からとる電気を充電し、非電化区間に入ったらバッテリーで走るようになるのでしょう。


<JRの最高駅・野辺山駅>
小淵沢出発時はボックス席に着席は出来たが、席は満杯で最後に乗った人は立ち席になっていたが、清里駅に停車すると多くのギャル達が下車して空いてきました。そのため2人掛けのボックス席に移れました。
JR最高駅(海抜1345m)の野辺山駅に着きました。この小海線では最高駅のベスト5を独占しています。5分ほどの停車で反対列車と待ち合わせします。この駅では写真を撮ったりする人も多い。
5位の佐久広瀬駅は野辺山から2つ先で秘境駅100位内にも入っており、車窓からは200mくらい先に2軒ほどの民家しか見えず、駅前は棚田で駅裏には千曲川が流れている。乗降客もいませんでした。



<小諸駅>
途中の長野新幹線接続駅である佐久平で下車する人も結構いたが、小淵沢から2時間20分ほどで小諸駅に着きました。ここからは信越線から第三セクターになった「しなの鉄道」に乗り換えます。車両は旧JRから引き継いだ115系だが塗色がしなの鉄道専用色に変わっています。 軽井沢までの運賃は¥480で別料金です。電車はワンマンカーなので軽井沢駅の精算所で支払います。


<横川駅>
軽井沢駅前から乗ったJR関東のバスは軽井沢アウトレットを横目に見ながら、国道18号線で碓氷バイパスから峠を下ります。
峠を下って左に鉄道博物館を見れば横川駅に到着です。 横川駅では20分ほどの待ち合わせがあり、何か小腹を満たしたいと思ったが、その希望にかなう店は無いようです。峠の釜飯の店を横目に信越線に乗り、高崎からは夕闇迫る八高線で帰途に付きました。


(平成24年9月)


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