音の話


ジュークボックスの話
当時のジュークボックス
昔、「ジュークボックス」というレコード有料自動演奏器があったのをご存じでしょうか?  実は小生20年くらい前迄、これの出荷検査や技術サービスの仕事を担当していました。
内部には今は無いEPレコードが50枚程セットされ、コインを入れて希望の曲をボタンで選曲すれば 結構迫力のあるステレオで流行曲が聴けたものです。当時はまだステレオセットなどが家庭には普及していない 時代であり、バー・喫茶店やドライブインなどで結構利用されていたのです。 内蔵のイルミネーションもきれいでした。(1曲、30円くらいだったかなあ。。)
コインや選曲の記憶装置なども完全に機械的になっており、メカを見ているだけでもおもしろかったですね。 ちなみに、コインの選別は大きさだけで選別し、記憶は歯車の歯の移動数で記憶させていました。
その後、音楽メディアもCDやMDに変わり、ジュークボックスは淘汰され、カラオケボックスやウオークマンの時代へと移行して行ったわけなのです。
今、このレコードジュークボックスを使っているお店があったら見に行ってみたいものです。 最近、カナダに行った時にはCDのジュークボックスを見ているのですが。。。

音の話

 ◎ハウリングの防止法
皆さんはカラオケなどで「ピー・・/ブオーン・・」というようなハウリングに困った経験はありませんか?

スピーカからの音がマイクに入ると当然にこのようなハウリング現象が起こることが多いのです。それを防ぐにはマイクの使い方にコツがあるのです。
・単一指向性のマイクを使用すること。
・マイクの網の部分を手で握らないこと。(これを知らない人は多い)
・できるだけマイクに近づいて歌う(しゃべる)こと。
・スピーカは聞き手に近づける位置に置くこと。
・スピーカの前で歌う(しゃべる)場合はマイクの根元側をスピーカに向けること。 (要するに、スピーカに顔を向けて歌います。背にするとハウリングするのです)

 ◎オーディオ機器の音をただで良くする方法
AC100V電源には極性があるのをご存じ無い人は多いですね。一般的にはACプラグはどちらの向きにも差し込んでもいいようになっています。しかし、その柱上変圧器では片方がアースに接続されています。このため、ACのアースと機器内のアースは合わせなければノイズなどの影響が少なからず起きるのです。
極性を合わせる方法ですが、テスターをAC電圧レンジに設定し、機器のアース端子またはシャーシーにプラスリードを接続し、マイナスリードを手で掴んで電圧の表示を見、電圧表示の低い方の向きにACコンセントを差込みます。
今まで極性が合ってないときは、これで合わせることにより、オーディオ機器の音は改善されます。
普通はどこのメーカーの機器の取扱説明書にも、「雑音が出るようならコンセントを逆に接続してください」程度しか書いてないのですが、音質にも結構影響があるものなのです。




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