マイホームの新築

ソーラーハウス

マイホームは一生で最大の買い物である。構想期間は充分にとって検討しましょう。

構想段階
・住宅展示場 各社のカタログ
各住宅専門メーカーの展示場はまとまった場所にあるので、メーカー比較するには最適です。
しかしここは完成部分の外見だけは見られますが、重要な内部構造などは見ることが困難です。
・専門展示会
手軽なおすすめは「グッドリビングショー」。毎年春に東京ビッグサイトなどで行われる。 各メーカーの建物の構造を始め、材料・設備機器の詳細が一同に見られます。専門の説明員が詳しく説明をしてくれます。
また、工務店によってはメーカーや販売店会社の展示会や展示場への招待や工事現場の見学会などを行うところもある。
・各メーカーのショールーム
各住宅設備機器メーカーのショールームが主要都市に開設されています。 電力会社の常設展示場も電気設備の参考にすると良い。休日もオープンしている。

いずれにしても契約前は充分な時間をかけて、情報の収集をしたいものです。
また、ホームページの検索サイトなども有効に使って新しい情報も収集しましょう。

見積もりと契約
・希望間取り図を作成して概算見積もり 工務店作成の間取り図
自分の考えた構想を出来るだけ詳細な間取り図と見取り図に作成して、工務店に渡せば話が早く進みます。 CADで無くてもせめてワープロで書いた図を作成するのが工務店にとっても見積もりしやすいのです。
・工事請負契約
請負契約は知り得た地元の工務店が良いように思います。あとあとまで親身でめんどうをみてくれる。 そのためにも早い時期から工務店と知り合うことがいいようです。
価格も建物本体だけの価格表示の場合は、他に設備機器や外構工事など付帯費用が必要だ。
また、契約後の大きなプラン変更は無いように、契約時には間取りや主要な仕様は決定しておきたい。契約後の大幅な変更は時間と経費のロスに繋がる。壁のデザインなどの細かいところは必要に応じてあとでも良い。

地鎮祭
地鎮祭
・地鎮祭 1月下旬
地鎮祭は建てる前に土地を清め、工事の安全を祈ります。
整地されたところで、四方へ青竹を立て神せん物を供え,神職により儀式が行われます。
写真は嵐山町の「大行院」神職による地鎮祭。
・上棟式/新築祝
上棟式は梁の上に棟木を上げる時に行う。神職は普通は呼ばないで関係者で行います。
新築祝は完成祝いです。家移りともいいます。関係者や親戚を集めて祝います。

セレモニーは建築の仕方や地方によっても違うが、最近では省略されることも多いという。

工事の推移
・基礎工事 2月初旬

基礎部にも断熱材を埋め込んで、省エネ化を図る。
冬季のコンクリート打設は凍結に注意する必要があります。


・上棟 2月下旬

この工法は木造軸組+パネル構造の高気密高断熱住宅。


・屋根工事 3月上旬


・内装工事 3月下旬

右の写真は冷暖房一体型気調ユニット。
強制給換気(冷暖房一体型)のための太いパイプが何本も天井裏を這う。


・太陽光パネル取り付け 4月上旬

太陽光発電は3KW(パネル24枚)を東側の屋根に取り付け。南向きよりも若干効率は落ちるが、屋根の構造上こうなった。
取り付けは当初、屋根一体型にしたかったが、放熱の関係で難しいと言う。要するに太陽光発電は光は吸収するが熱は吸収しないのだ。このため、パネルの下は風通しを良くしなければならないのだ。
しかし、これで電気料金の半分をまかなえて、少しでも地球環境の保全に一役貢献できればと思う。

その2へ続く



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