地デジとBS放送の混合配線

今まで、BS放送は1部屋だけで見られるようにしていたが、テレビの台数が増えて来るとどうしても他の部屋でもBSが見たくなり、それを自分で実現しようと配線工事を行ってみた。

アンテナ
BSアンテナは2階のベランダの手摺りに付けてあり、その引き込み線はサッシの隙間ケーブルを使って2階のテレビにだけ繋いでいた。
地デジアンテナは屋根上に突き出すようにアナログ時代からのVHFとUHFアンテナが付けてある。UHFとVHFの混合はアンテナの直ぐ下にUHFブースター付きで混合して屋根裏に入れ、各部屋に6分配していた。
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BS用混合器の新設
2階の屋根裏に潜って従来から付いている6分配器の前にBS/V・UHF混合器(ブースター33db内蔵)を設置します。 BSアンテナからの線は2階の部屋から押し入れの天井を通してこの混合器に接続した。
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テレビの設定
元々テレビのBS端子にはBSアンテナへ供給するための電源である15ボルトが出るようになっている。しかし今度は混合器用の電源ユニットを使います。そのため各テレビの設定画面ですべてその出力を「切る」に設定します。
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各テレビへの配線
それまでも1階の壁端子からブースターへの電源を供給していたので、今までのブースター電源は取り外し、その端子に混合器で付属のブースター兼BS電源を供給するようにします。分配器には電源を通す端子が決まっているのでそれに従います。 今回取り付けたDXアンテナ社製の混合器にはその上にブースターがある場合のために電源を出力する設定がある。このため今までのブースター(アンテナ直下の)も利得を下げて使用することにします。
各部屋のテレビには2分配器をつけてBSと地デジ端子に接続すれば完成です。
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・ついでにVHFアンテナを撤去しようかと考えたのだが、屋根上に上がらなければいけないので出来ませんでした。
・基本的に混合器はブースター内蔵で無くてもいいのだが、6分配をするので分配損失を考えてブースター付きにした。
・又、NHKBS放送を受信して画面に注意文字が出る場合は表示された電話番号に連絡すれば消すことが出来る。



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