川越・八高線さよなら103系

川越・八高線で電化以来走り続けた103系のさよなら運転が平成17年10月2日に行われた。 川越線の電化からは20年、八高線電化からは9年目である。
この編成は最後まで残った「ハエ53編成」で、他の同形式5編成はすでに廃車になっている。 運行はこの日の「73運用」という通常のダイヤに入って、前面と後面にヘッドマークが掲げられ、朝早くから夜遅くまで川越・高麗川・八王子間に運行された。
入間川鉄橋

川越線の的場−西川越間の入間川の土手は絶好の撮影地。午前中のここには50名以上のファンがシャッターを押した。 向こう岸も含めれば100名近くはいたでしょう。皆1時間も前から陣取っているのだ。
堤防の上は芝生になっており、足場も良い。ここでみんなと一緒に川越行きを撮ります。

的場から八王子へ

その後、高麗川駅から「ホリデーパス」で209系に乗って的場駅迄行き、交換するこの103系八王子行きを待ってそれに乗ります。
この駅では撮影にはまだ余裕がありました。
車内は一般客とファンが半々くらいでしょうか、特に先頭車は混んでいました。

高麗川駅の3番線に到着するとホームは写真を撮る人たちで混雑になりました。ここで10分ほどの停車があるのです。 方向幕や車両番号などを撮る人もいます。携帯電話で撮る人も結構いました。

金子駅でも対向電車との交換で3分ほどの停車時間があったので、後部のヘッドマークを撮りました。このヘッドマークは川越線電化開業時の記念電車に使われたものだそうです。 結構きれいに保存されていたものです。JRの粋な計らいですね。

八王子駅に到着するとここでもヘッドマークを撮る人たちで大混雑になりました。 八高線のこの混雑を反対ホームの中央線を待つ人たちは「なにごとぞ」という目で見ていました。
折り返しとなった「さよなら電車」川越行きも車内は結構な混雑です。
あまりの混雑はいやなので、拝島駅で降りることにしました。少しの停車時間の後、発車時はホームも人がまばらになったところで103系を見送りました。(右の写真)


・今回のさよなら運転は通常のダイヤで運行され一日中走った関係もあり、ファンも分散して大混雑が防げたのは良かったようです。

<平成17年10月2日>




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